世間の評価でなく感性を信じよう | 注文の多い蕎麦店

注文の多い蕎麦店

人間は何を食べて命を繋いできたのか?
純粋に生きるための料理を実践し
自然に回帰することで
人間本来の生活を取り戻します。


たまに流行ってる蕎麦屋さんに行って。
え?なんでこれで人気があるんだろう?
って不思議に思うことがよくあるんですけど。

そういう店って大抵の場合。
以前は評判通りにきっちりした仕事をされたのでしょうが
人気ぶりに欲が出たのか人件費が嵩みすぎて利益が下がったのか。
肝心の料理の質を落とさないことには経営的に対処できなくなり。
結果的に実際の商品はそれほどでもないにも関わらず。
過去の評判だけが独り歩きして・・・

何の特色もない普通の商品がなぜかちやほやされている。

という構図が成立してしまうのですね。
普通の味覚センスがあればあれ?おかしいな??
って気づきそうなものの。
誰それがお薦めしてるから。
どこどこの点数が高いから。
という昔のデータだけを鵜呑みにして自分の感性に問いかけることを
放棄した人たちがさらにその過去の評判だけをコピーて拡散し。
結局アップデートされることのないままの古いデータが引き継がれていってしまうのは
日本の食文化の未来にとって残念な結果を生じさせてしまうようで危機感を覚えずにはいられません。

老若男女問わず各個人が自分の感性を信じ
まともな仕事をしている飲食店を支持できるような社会であってほしいと切に願います。

感性自体に不具合があるのならどうしようもないですけどチュー
そんなことを感じた蕎麦屋の話です→https://ameblo.jp/monomi-soba/