辺野古の焦点がずれている | 注文の多い蕎麦店

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沖縄米軍基地の辺野古への移設問題。
基地移設反対派の皆さんの言い分として。

奇麗な辺野古の環境が汚れてしまう。

ということを焦点に活動されてる方が多いんですけど。
今回の基地移設問題の最大の問題は決して環境破壊ではなくて。

主権国家である日本に他国の軍隊が堂々と居座っている。

ということなんじゃないかと思うんですね。
自然環境が壊されるから移設反対!では。
じゃあ自然環境に配慮した基地を建設しましょう。
という逃げ道を与えることになるので結局辺野古に基地は作られると思います。

ではなくて辺野古への米軍基地移設問題の核心は
決して環境が破壊されることでもなく。
沖縄の負担が大きいから他所の県に移せということでもなく。
多発する米軍属による暴行に対する治安が問題だということでもなく。
焦点は。


なぜ独立国に他所の国の軍隊が植民地のように平然と居座っているのか(しかもこの国の税金で賄って)
ということであり。
この確信の理論を反対派も賛成派もどちらもスルーしてるからいつまで経っても煮え切らないのだと思いますよ。

反対派が環境が壊されるから基地は作らせない!
治安が悪くなるから米軍はいらない!
と副題を前面に押し出して主張すれば。

じゃあ環境に配慮した基地にしましょうね。
なんなら他県に移設しましょうか?ってことになり。
自分の地域に基地が移されてはたまったもんではない。
ということで基地移設反対に対する反対派が派生することになります。

これが結局賛成派に転じるのですね。

逆に賛成派が中国や北朝鮮の脅威を防ぐには米軍が必要だ!と。
仮想敵国にはやたらとびびるくせに他国に土地を侵略されていることには気づかないふりをしているという。
そんなにみなし敵国のことが怖いのならいざという時には決して助けてくれない(むしろ事態を悪化させる)他国の駐留軍は見限って
自国の軍隊を強化できるように法改正すべきでしょう。

僕からすれば東アジア(東南アジアも含む)で大経済圏を作って
経済的、政治的、軍事的にEUや欧米諸国と勢力均衡を保つことができれば
この国に居座ってる他国の軍隊は全て不必要になると思うんですけどね。
まあそんなことは皆百も承知なのでしょうが・・・
 

とにかく目の前の小さな諍いにばかり囚われてると居座ってる人の思う壺だということです。

と言うかその諍いを煽ってるのがその張本人なんでしょうけどね。
冷静に中東の状況を俯瞰してなぜそれが解らないんでしょうか。

遠いとこばかり見て目の前のことが見えないなんて
全国民に老眼鏡欲しいですよね照れ