タイ研修2週間でかかった総費用 | 注文の多い蕎麦店

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今回タイに2週間滞在すると言ったところ。

2週間も海外旅行してえらいリッチやなあ

っていう声をよくかけれたんですけどね。
実際に僕が今回のタイ研修にどれくらいの費用をかけたのか?
1円単位で発表したいと思います(A型人間だからこそなせる技)

まず航空券。
今年は春節外れを狙って安い日程をピンポイントで調整したので。
20㎏の受託荷物を付けて往復で¥36624でした。
僕は帰りに玄蕎麦を持って帰る予定だったのでゆとりを持って追加しておいたのですが
荷物を7㎏以内で抑制できるという方なら日程次第では2万円台で購入可能です。
 


 

次にタイ国内での旅費ですが。
これはかなり節約して飛行機やメータータクシーを使わずにバス、電車、乗合タクシー、ボートなどを利用して極力安く済むように心がけました。

たぶん全部で2000㎞くらい移動して
総額は2689バーツ¥9142(1バーツ¥3.4換算)です。

時間節約のために飛行機やメータータクシーを使うならたぶん3倍くらいかかると思います。

次に宿代ですが。
これは物価の高いバンコクでは機動性だけを重視して立地のいい場所でドミトリー(相部屋)を選択。
チェンライやチェンマイは3連泊4連泊のため機動性プラス居心地も考慮してシャワー付きの個室を選択しました。
あとパヤオでは友達の家に2泊させてもらい。
夜行列車とバスで各1泊ずつ。
実質宿代は11泊で4542バーツ¥15442です(平均1泊約¥1400)

バンコクの宿を1泊キャンセルしてチェンマイで1泊追加したので2泊分余計にかかってます。
バンコクでも個室に泊まるなら倍くらい考えておいた方がいいかもしれません。

次に寺の参拝料。
基本的にタイの寺は無料で入れて寄付や花、線香などのお供えものが参拝料代りになります。
もちろん僕は
仏教に対する類い希かつ人智を越える信仰心をもって
寄付代わりとさせていただいたので。
チェンマイの銀の寺、チェンライの白い寺。そしてバンコクのぼったくり寺を合わせて。

850バーツ¥2890でした。

そして土産物代が。
1316バーツで¥4474
 


 

最後に肝心の食事代。
食事に関しては今回の旅のテーマでもありましたので値段は気にせずに食べたいものを食べたいだけ選択しました。
節約するつもりなら半分くらいでも十分事足りると思います。

6568バーツで¥22331

これに日本での旅費。
京北からでは行き帰りともにバスがないので実家の亀岡まで車で行き亀岡からJRとバスを乗り継いで。
帰りは終電間に合わなかったので京都駅まで迎えに来てもらって往復で¥5510
と雑費¥358で(なんやかんや言って日本での旅費が一番高い)
全て合わせたトータルが日本円で。

¥96771です。

はい何もかも全て含めて15日間で10万円かかってないんですね。
多分2月海外に出ずにそのまま営業してればそれくらいの赤字になってたと思います。

結局はお金の価値とそれに比類する時間の価値をどう捉えるかなんですよね。
厳冬期の15日間お客さんが少なく赤字になるのを解っていながらもちゃんと準備して待ち続けるのか?

それとも15日間別の収入源を探してとりあえずの資金を確保するのか?

あるいは15日間という時間を自分が将来ステップアップするための貴重な投資と考え。
本来なら15日間で損失したであろう資金を使って今この瞬間でしか手に入れることのできない知識と経験を自分の細胞の中に叩き込むのか。

もちろん僕は可能な限りこれからも一番最後を選択し続けていこうと考えています。

海外旅行など行かなくてもスマホ一台あれば何でも見たいものが見れるし知りたいこともすぐ解る。
そんなお金があるなら将来何かあった時のためにキープしておきたい。
わざわざ自分で計画しなくとも少し余分なお金を払えばツアーでも何でも気楽に旅行を楽しめる。

確かに人それぞれ生活環境は違うのだし僕みたいに何でも自由に自分で決められて失敗も成功も全て自分に還ってくる。
というような解りやすい構図は恵まれているのかもしれません。

ただし僕のそういう環境は決して与えられたものではなくて自らの意思で頭脳で行動でそれを形成してきたんですね。

そんなん言うたってそんな時間ないやん。
そんなお金もないやん。
ほんま羨ましいなあ。

なんてことをよく言われるのですが僕からすれば。

 

時間がないからお金がないからこそ大事に且つ適正に使うべきだと思うんですね。

だってお金がないからとじっと何もしないで過ごしてたって無駄な時間を浪費するだけだしね。

時間がないからこそその貴重な時間を無駄にしないために動いて

お金がないからこそ無駄に置いておかないでやりたいことにどんどん使っていくべきだと思うんですね。

 

それは羨ましいも何も自分の意思と力で作り上げてきたものなのだから。
羨ましがられる理由も憧れられる理由も。
ましてや妬まれる理由も皆目検討がつかないのですが。


 

ただ1つ皆さんに言えることがあるとするならば。
今あなたの手の中にあるいわゆる「お金」というものは将来実際に何かあった場合には決して保険にも救済にも。
ましてや幸福にもならなくてただの一時的な気休めにしかならないと思うんですよね。

だったらそんなジョーカー的な仮想的安堵感をずっとキープしておくよりも。
切り札はどんどん場にさらけ出して今この瞬間でしか手に入らない目の前の時間を命いっぱいに掴み取っていくべきなんじゃないかと思います。

長々とだらだら綴ってきましたが結局何が言いたいか?と言うと。

決して15日間も無駄に遊んできたわけじゃない


ってことを強調しておかないと干されてしまうわ照れ