タイで蕎麦を栽培する日本人 | 注文の多い蕎麦店

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製粉所の横にこぼれ蕎麦が花を咲かせてました。


ここが井上さんの製粉所。


製粉作業はほぼ奥さん(タイ人)の担当です。
製粉機はほぼ自作。
以前は全て手挽きしてたそうです。


これが磨き機。


磨き一回目。品種は信濃1号です。


右が磨き2回目。
この時点でも殻が4割ほど残ります。


今年はキタワセ種も少し撒いてみたそうですが収量は悪いのだとか。
50ライ(1ライが500坪)の農地を3つに分けてリスク回避のために3度種を蒔かれるそうですが。
乾季はとことん雨が降らないので最初の1週間くらいは水やりが欠かせないのだとか。


石臼はこんな感じ。
日本のに比べると目立ての幅も広いし端まで溝がないのでよく目詰まりするそうです。


一度挽きぐるみで挽いて押し割りした後40メッシュで機械篩いし。
もう一度挽いてから60メッシュで手篩いして完成とのこと。いわゆる挽きぐるみ粉(玄挽き)です。


うちは挽きぐるみの30メッシュで仕上げて十割で提供してる。しかも温かい蕎麦も。
と伝えたらかなりびっくりされてました。
少し玄蕎麦分けてもらえたので帰ったら試し打ちさせてもらおうと思います(検疫で没収されなければね)


井上さんが美味しいお茶工場があるから行こうよ!
と連れていってもらったのがこちら。


ここも経営は中国資本だそう。
タイで大きな事業を牛耳ってるのは全て中国人です。
もちろん政治もマフィアも。


メーチャンの観光スポットとして中国人に大人気です。


実際に茶摘み作業を担っているのは山岳民族です。
ほとんど伝わってないにも関わらずアカ族労働者に構わず喋りまくる(山岳民族はタイ語が通じない)井上さん。


そして金曜の夜はメーチャンのローカルマーケットがある。
ということで。
写真枠がいっぱいになったのでパート3へ。