使えない英語教育を詰め込む日本 | 注文の多い蕎麦店

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朝から友達の働くパヤオ大学へ。
ここはタイの中でもかなりレベルの高い大学らしく(日本語学科があること自体ハイレベル)
チェンマイ大学には及ばない(日本で言えば京大クラス)ものの規模も生徒数もびっくりするほど多いです。


例えるなら大学の敷地全体が一つの街になってる感じ。


もちろん部外者は不審者扱いされるので・・・


きっちり正装しました。


そして何と友達の受け持つ日本語クラスで生徒に紹介してもらえるということで。
簡単な自己紹介を。


3年生なので20~21歳ですが皆幼く見えるのは気のせいか。
予想以上にみんな日本語喋れます。


昔はタイの学生にも日本語がかなり人気だったのですが今は英語、中国語に比べるとガクッと希望者が減るそうです。
3年生クラスで18名。


日本語需要が減ってきたのは日本企業のタイへの出資が減少してきたのではなく
タイ人の間で日本のアイドルや芸能人人気が低迷してる(若い子に流行ってるのは韓国系アイドル)のが一番の原因では?ということです。
ちなみにタイではこんな感じの芸能人が人気です。
東方神起みたいなのだから古いって。


今のタイの若い子が日本に興味を持つのはもっぱらアニメや漫画のみのようで。
そういうサブカル的なところからスタートした子達にとっては
日本語を修得した後の最終目的が設計しにくいので(具体的な仕事が見えない)
「どうしても日本語をマスターしなければいけない」という切羽詰まった危機感も芽生えず勉強にも身が入らない。
というのが実情のようです。


これは裏を返せば日本人の英語教育にも通じるところがあり。
具体的な目標もないのに無理矢理義務教育で英語を詰め込んだところで
いざ実社会に出ても何の使い物にもならない。
一体6年間も何無駄な時間費やしてきたの?っていうことになるのですね。


だったら皆が皆同じように必要のない英語を詰め込まされるよりも。
義務教育の段階から英語だろうが中国語だろうがフランス語だろうが
それぞれの実情にあった語学を選択できるようなシステムが必要何じゃないでしょうか。
今の情報技術を使えばそんなことくらいいくらでも可能だと思うんですけどね。
とにかく使えもしない英語一辺倒の教育システムはもう時代遅れだと思いますよ。


学食。
ご飯に好きな惣菜をぶっかけるスタイル。


豚甘辛煮とニラレバ炒めみたいなので30バーツ約100円。

パヤオには石臼村と呼ばれる石臼の産地があるのですが。
蕎麦製粉用の石臼ないかな?と探してみましたが結局街自体見つかりませんでした。


というわけで(訳はなくとも)ちょっと一服。チャイみたいなのと。


ロティと呼ばれるインド発祥のクレープ菓子50バーツ約170円。
写真枠がいっぱいになったのでパート2。