環境を間違えれば宝石は石ころに | 注文の多い蕎麦店

注文の多い蕎麦店

人間は何を食べて命を繋いできたのか?
純粋に生きるための料理を実践し
自然に回帰することで
人間本来の生活を取り戻します。


料理も美味いしサービスもいいのになぜか流行ってない。
雰囲気もいいしお得感もあるのにあまりお客さんが入ってない。
そういうお店ってけっこうあると思うんですけど
まあその原因は一にも二にも立地と商品の適合性がない。
ということなのだと思います。

それは街中だからとか田舎だからかとかそんな単純な話ではなくて。
街中には街中の住宅街には住宅街のオフィス街にはオフィス街の
田舎には田舎の商業施設には商業施設の観光地には観光地に見合った客層があり。
それに適した商品を提供できなければどんな素晴らしい料理も宝の持ち腐れになってしまうと思うんですね。

例えばどこどこの一流料理店で修業された方が立ち呑み屋が並ぶ繁華街に
自分が培ってきた高級感あふれる凛とした料理を提供するお店を開いたとしても
いくら店構えにお金をかけてリッチでハイソな雰囲気を醸し出したところで誰も食いつかないですよね。

もしこれから飲食店を開こうと考えてる方がおられたら
とにもかくにも自分のやりたい料理を明確にしてそれに見合った場所を妥協することなく探し出すことが肝心です。
上記の逆を言えば料理と立地がぴったり合えば石ころも宝石に見えるのだから。

 

じゃあもしすでに場所を確保してしまっていて自分のやりたい事と立地が適合してなかった!
と気づいたらどうしましょう?
もうそれは自分の哲学を曲げてでも環境に見合った料理に変えてしまうか
思い切って自分の哲学に適した環境に移るのか
身を削ってでも自分の信念に適合したお客さんを集めてやる!

と泥にまみれる覚悟でもがき続けるしかないですよね。
うちは最後だったりして照れ

そんなことを考えた蕎麦屋のお話です→https://ameblo.jp/monomi-soba/