昼だけガレット屋になるビストロ クレープリースリージェ(京都・出町柳) | 蕎ばログ

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蕎麦屋が蕎麦屋を食べ歩く。一般人とは異なる同業者としての視点でシビアに鋭くタブーに突っ込みます。
技術や味云々よりも料理や蕎麦に対する信念、哲学、お客様への配慮等そういった方面から観察したいと思います。


2023・12月訪問

出町柳駅から徒歩5分程度の住宅街にこじんまりとという立地。

昔からある老舗ビストロが昼間だけクレープリーとして営業というようです。


 

外観内観ともに昔ながらの洋食屋さんといった感じ。
15名ほどのキャパでしょうか。
 

 

元々夜営業前提の造りなのか

ちょっと店内は薄暗い。


 

一人で営業されてるので昼時はバタバタのよう。
メニューはこちら。

 


 

ランチは前菜とガレットの組み合わせに
デザートとドリンクを付けるか否か。
という構成。


 

デザート用のクレープは小麦粉。


 

ドリンクにもかなりこだわりが。


 

 

前菜はパテドカンパーニュで


 

ねっとりした食感でやや発酵した風味もあり美味しいし

これ一品でも主食となり得る。

そしてガレット。


 

自家製ソーセージとチーズと卵(+¥200)
かなりボリューミー。

蕎麦粉は福井越前産。
もしかしたら加賀さんとこのガレット粉かもしれない。

微かに蕎麦の香りはするが
それはじん六さんの言っていた蕎麦の焦げた匂い。
という類のものかもしれない。

生地は薄めでパリッとした感じなので
見た目ほど重たくはない。

自家製のソーセージもチーズもかなり上質。


 

コーヒーももれなく美味しい。

この値段と品質とボリュームならそれ相応の場所にあれば行列が絶えないでしょう。
そういう意味で言えばうちと同じように

この品質と内容は隠れ家ありきで保たれるものかもしれない。

誰かに教えたいけどあまり繁盛されても困る。
そんなコアなファンたちに支えられる店かもしれないですね。

 

クレープリースリージェ

京都市左京区田中下柳町1−3

 

 
食後出町柳から叡山電鉄に乗って。
 
 
八瀬へ。
 
 
もちろん目的は
 
 
瑠璃光院。
 
 
紅葉終盤というかもうほぼほぼ見頃終了ですが
予約不要で観られるので。
 
 
完全にピークは過ぎてるがそれなりに美しい。
 
 
まだまだ外国人観光客もいっぱいでした。
欧米系よりもアジア系の人が多かった。
 
 
受付でもらった袋にこんなものが。
 
 
こんなんいらんから拝観料下げて(¥2000)ってみんな思ってるはず笑
 
また出町柳に戻ってきて下鴨神社。
 
 
京都で最後に色づく糺の森ですが
やはり今年はいまいち色づきが。
 
 
ここもアジア系のお客さんが多かったです。
 
 
欧米系の人はやはり寒さに弱いのか
紅葉シーズンの終わりともに京都も一年で一番静かな季節に入ります。
 
ほんとは冬が一番美しいと思うんだがほんわか