２０２１・３月訪問
鈴鹿市の田園風景が広がる住宅街の真ん中。
店構えも古民家というよりも昭和的な普通の住宅。
看板がなければさすがに開けるのを躊躇いそう。
営業は木金土のみとかなりゆとりのある経営ですが２年前の赤いガイドブックに掲載されてるようで
開店直後ですがほぼ満席です。
入り口でおでこで検温アルコール消毒。
そしてテーブルには
メディカルシートとかなり気合いの入った感染症対策です。
ざっとメニューを確認。
かなり手広くやられてますね。
ちょっと広げすぎなような気もしないですが。
リピーターの方にはありがたいのかも。
いつものように鴨汁にしようかと思いましたが。
こんなランチメニューを見つけたので。
鴨ご飯と玉子焼きのセットに蕎麦を粗挽きで。
蕎麦湯もセットされてます。
鴨ご飯。
いたって庶民的な味わいで普通に美味しい。
そしてお蕎麦。
長野八ヶ岳産自家製粉抜き実粗挽き十割。
それほど粗挽き感はないですが後から店主さんに聞いたら無篩で２０メッシュくらいになるんじゃないか？
とのことでしたが食感は４０メッシュくらい。
ふくよかな甘味としっかりした穀物香で
ぬるめに仕上げてあるのでかなり蕎麦の風味が活かされてます美味しいですね。
落ち着いた雰囲気にミスマッチな庶民的メニューが蕎麦の価値を下げてしまいそうな危惧もありますが
蕎麦単体の質が全てを凌駕してるので取り越し苦労なのかもしれませんね。
関西からでもわざわざ出向く価値は十分あると思います・・・
って三重も一応関西だったか
蕎麦空
三重県鈴鹿市西条1-24-29
