4月8日に駅の方まで出かけたとき、仲見世通りで若いお坊さんたちからバラの花をいただいた。
お釈迦様の生まれた日のお祝い「花まつり」を商店街の一角でやっていたのだ。
前の職場の近くに気さくな住職さんのいるお寺があって、そこの花まつりに何度か行ったなあ、と思いながら、小さいお釈迦様に甘茶をかけ、甘茶を一杯いただき、そして「花まつりですから花のプレゼントです」とバラをもらったのだ。
あまりにも色ムラのないショッキングピンクのバラで、棘も見当たらず、私は造花だと思い込んで、家に帰ってからそのへんのかごにそのまま立てて、忘れていた。
それが、ゆうべふと見るとぐったりしていた。
造花がぐったりするわけがない。
すると、生花だったのか。
急いで花を包んでいたセロファンをむしり取り、茎を水切りして先をつぶし、コップに生けた。
ごめんねごめんねごめんね。
そういえば、茎の先にアルミフォイルが巻いてあった。そのおかげで2日もほったらかしで、なんとか頑張っていたのか。
今朝見ると、まあまあ復活していた。良かった。
(セロファンをむしり取ったときに花びらを少し傷めてしまった。ごめんね)
せっかく切り花になった花の命、何日保たせてあげられるだろう。