たまには好きな俳優の話でも。

今でこそ、俳優さんの名前や顔が認識できるようになりましたが、それまでといえばジョニー・デップくらいしかわかんない始末でした。
映画にのめり込み始めたのは高校の終わりから大学生の時くらい。大体4~5年前くらい。

わかんなくても監督の名前とテーマがわかれば十分! とか思っていたあの頃の私。

しかし!

ちゃんと俳優さんの名前を覚えようと思ったきっかけはこの方でした。

どどん!

{AAE2FD90-6B4D-4E52-982E-7BFAF39C6213:01}


スティーヴ・ブシェミ 1957年12月13日 (58歳)

私の永遠のアイドル。
歯並びがガタガタなのが特徴的。あと変な顔で有名
いったい彼の何が私を魅了したのでしょうか。


初めて見かけたのは『ファーゴ』 1996年11月9日 (日本)監督:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン


雪国で嘘の誘拐事件を起こそうとしたらえらい目に遭うお話。
ブシェミ氏は誘拐犯役で登場します。
とにかく「変な顔よ!」と言われまくるわ、ボコボコに痛めつけられるわで、
彼に思わず「かわいそう!」と思わずにはいられなくなりました。
最高に悪い役なのに一番悲劇的な結末を迎えるので、すっかり私のツボにはいってしまいます。

この作品を観て以降、ブシェミ氏には「かわいそうな男」というレッテルを貼ることとなりました……。
いや、ちゃんと格好良い役もやってるのよ……?
コーエン兄弟の作品ですが『ノー・カントリー』を鑑賞して何故かブシェミ氏が出ていると思い込んでいて、出てなくてがっかりしたのも今となっては良いお話。


どことなく哀愁漂うブシェミ氏

そんな感じで次の作品。
どどん!

『ゴースト・ワールド』 2001年 監督:テリー・ツワイゴフ


ひとりの女の子が人生に悩むお話。
個人的にベスト10に入れたくなるぐらい好きな作品
主人公のダメっぷりが自分と重なって最高にむかつきます。若いですね。
生まれ変わったらソーラ・バーチになりたいです。
この作品ではオタクっぽい社会人を演じているブシェミ氏。
なよなよ~ってしていてそれだけで萌えるのですが、やっぱり最後は悲しい結末。
ブシェミ=かわいそうが私の中で確立してしまったのです。


やっぱり哀愁漂うブシェミ氏

他にも色々あるけど長くなるから2作品の紹介に。
最近だとドラマや映画『靴職人と魔法のミシン』に出演していたりする彼。
彼の魅力はなんといってもお世辞にも整っているとは言えない歯並びと額のしわ。
大体、額にしわが入っているので是非観察してみよう! 独特で癖が強い感じがします。
だからこそ、印象に残る表情をよくされるのだと思います。
彼を尊敬しているのは体全部を使って表現しているところです。
綺麗なものが完璧ではないということを代表して表してくれているのではないかと密かに思っている次第です。
あとかわいそうな役をやらせたら右に出る者はいないよ!

もっともっと日本でブシェミ氏に会いたい! 観たい!

image