2月 Ⅱ

テーマ:

14、『第三回全国学生演劇祭』ロームシアター京都 ノースホール
45分までの制限時間の作品。大体40分くらいの作品が多かった。今の若者のテーマは何か?したいことをどこまで仕上げているか?入りのインパクトは?ラストをどうするか?楽しみでした。場転の10分間を見られるのも良かった。
①酪農学園大学:劇団宴夢「熱血!パン食い競争部」高い目標のメロンパンに届くか?声でかい。パン食い競争に総てを訴えた部活。
②早稲田大学・東京芸術大学他:フライハイトプロジェクト『今夜、あなたが眠れるように』
祖母、母、娘の生と死。色々詰め込んでやり切ってました。ただ繋がりがわかりにくかった。
③大阪府立大学・大阪大学・神戸大学:元気の極み『せかいのはじめ』
映像で太田省吾の引用や、地球の歴史から家や演劇祭の流れを懐かしい歌も挟んだ、女性の一人芝居。
④徳島大学:楽市楽座『Say! Cheese!!』
部員に何をさすか?プレゼンのため次々とコントを繰り広げる。主人公が旨く光ってた。
⑤京都工芸繊維大学:ヲサガリ『ヲサガリの卒業制作』
アイドルの卒業。オタクのオフ会で熱い思いを語り、自分を見つめ、ラインで未来を語り、ラストはオタ芸披露。
⑥日本大学:喜劇のヒロイン『べっぴんさん、一億飛ばして』
TV見る弟妹。その弟が行方不明になったと姉が興信所に。帰宅すると別人の弟が居る。家族は不審に思わない。何故?興信所の男もあろうことか父親に!母妹は普通に話してる。実の弟は別人として暮らしていた。わかってる本人たち?まあ~これでいいのか。
⑦九州大学他:砂漠の黒ネコ企画『ぼくら、また、屋根のない中庭で』
どこかの庭に座る男。そこへ「先生に会いに行くんですか?治してくれるんですよ」と足の不自由な男がメダルを探しに来る。眼の見えない女は治ると「見え無くなったものもある」という。
⑧仙台三桜高校演劇部OG:三桜OG劇団ブルーマー『スペース、オブ、スペース』
彗星衝突の夜に集まる6人の女子。それは地球最後の日。ゲームしたり、宿題もビデオ返却の心配もないなど他愛ない。淡々と女子会ののりで過ぎる。暗転の後ガムテープで巻かれた女。それもスルーで踊っている5人。
⑨京都教育大学:LPOCH『溺れる』
転校生との出会いから始まる。黒マスクがマスクを脱いで「このためだったんだ」の意味。普通は人見知りですまされる。<場面緘黙症><緘動>がテーマ(詳しくは調べてください)。
⑩岐阜大学他:はねるつきみ『昨日を0とした場合の明後日』
絶対の神がいる星。デモに参加する女。イヤと思うが強く出られて従う女。信念に動かされる男。世の中の疑いを不条理ながら従う。現代の風刺。



イベントなど
1、演劇EXPO2018:ウイングフィールド
(1)『あんたの戯曲を上演させてくれへん?企画・Aグループ』
『大きな声がうるさい』愛媛松山の作家さん。故郷の土地売買をめぐる家族劇。
『非公式な恋人』光源が強すぎ。卯津羅さん白塗りでした。
アフタートークで話された樋口ユミさんの講評「風景が見えた。細切れのシーン。繋ぐものの意味。群像劇のイメージ」が的を射たようで良かった。

(2)『リーディーング企画』
①夏目漱石『夢十夜』イロリムラ
竜崎さんのリーデイング。十夜の内、6話を語られた。服装や室内の装飾も佇まいもよかった。私が読んだ限りでは、聞くなら1・8夜。話は6・7夜が好きだな。

②宮沢賢治『セロ弾きのゴーシュ』コモン・カフェ
佐々木ヤス子・西村朋恵さんの語り。趣向を凝らした演出。寝転んだりカウンターに座ったり、不安定な姿勢だったり。見ても楽しめた。

③久保田万次郎『三の酉』ダイニングバーSHIROKUMA
蟷螂襲・丹下真寿美さん。蟷螂さんは作者への熱意がとても強かった。丹下ちゃんの声は綺麗だった。

2、公開リーディング稽古『無差別』演劇三昧・日本橋店
柿喰う客の作品を、七味まゆ味さん演出。リーディング公演の公開稽古。関西方言か標準語でやるか?声を大きく、声を被せて、スピードを上げて、感情は後からついてくる。自由に動きながら、次は相手を意識して、好きなタイミングで、など七味さんの演出で役者さんにパワーが伝わっていきました。

3、日本劇作家協会・関西版:月いちリーディング『採用戯曲:わたしのゆめ』コモン・カフェ
戯曲をブラッシュアップする演劇の場です。リーディング後の講評がメインになります。みんな真剣。それだけにアフターが盛り上がる。奇跡の集合ありました!私の作品に出演してくださった役者さん3人揃いました!

4月は・・・

テーマ:

1、梅棒『Shuttered Guy』梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
Jポップが奏で始めると、どんなパフォーマンスが観れるかドキドキします。各シーンがパワフルで奇抜なアレンジ。手拍子やリズムを取ってしまいます。今回メインの遠藤さんの赤パンツが焼き付きました。マスコットのひのまるくんや女の子も可愛かった。

2、劇団壱劇屋『二ツ巴』ABCホール
ワードレス殺陣アクション演劇。まさに革新的構成の舞台。視覚に水が矢が飛びます。揺るぎない過酷な試み。出演者全員の高度な実力を観てるうちに、痛々しい人間関係がわかります。赤星さんの振る舞い、大熊さんの厭らしさに嵌った。

3、劇団アカズノマ旗揚げ公演『露出狂』2回 ABCホール
NMB48の石塚朱莉さんが旗揚げに選んだのが『露出狂』!今回はドラマチックでした。初演は刺激的、再演はスピーディ。こんなにも鮮やかで色気ある舞台はない。本役と配役を変えた乱痴気の変化で何倍にも嬉しい。14人の女性サッカー部員誰もが露出狂でした!勝利かチームワークか多感なる高校生。尖った一期生、軟弱二期生、独立心ある三期生。役では御器と比留と真今井。まゆ味さん深谷さん高安ちゃんあがぺるちゃん。眩しくいやらしいアベック最高。

4、TAAC『正義姦』2回 浄土宗應典院本堂
枯れない花を巡る物語。舞台が鮮やかで役者さんが映えすぎる。主演の丹下ちゃんは輝いてるし、田渕さん、康太郎さん、大塚君の存在感。記者の緒方さん、三好さん。普段と違うあわさん、立花さん。3人の植物園の従業員さん。いろいろと考えさせられました。

5、neomarch第2回公演『しあんくれーる~陽のあたる場所』十三ブラックボックス
「20歳の原点」の高野悦子が音楽を聴きながら日記を書いた喫茶店シアンクレール。この喫茶店が舞台になります。これは見なければならない。青春の一ページなんだから。ここに中原中也・小林秀雄と恋愛事件を起こした長谷川康子さん等、3女性を含めて時代をなぞっていく。観劇中は<独りであること、未熟であること、これが私の20歳の原点である>を思い浮かべてました。

イベント等
1、座・シトラス遠征公演『正体隠匿ゲームショー』コモン・カフェ
プレイヤーは閉ざされた会場で引くカードによって、初めて己を知ります。ジョーカーになった者同士はいかに紛らわらせるか、自己紹介しながら探るためバトルが始まります。色んなミッションが用意されていて面白かった。アドリブの応酬が見応えがあり惹かれました。

2、宝塚ふぁみりぃ劇場『本読みの時間~未来?~』宝塚西公民館ホール
内藤さんのウクレレがホール全体に響き、いぬいさんはロボットに合わせた特徴ある声が素晴らしかった。徳永さんは感情豊かに、そして一明さんが今回のメイン。字語りから主人公まで休む間もなく朗読。甲斐祐子さんの策略がドンピシャでした。未来の世界を創造しながら遊ばせてもらいました。

3、狂夏の市場 月イチ公演『忍女』三和市場イベントスペースとらのあな
お城陥落だ。4人の女忍者が千穂姫の前で忍びの術?を見せる。π子さんの歌謡ショーは驚くほどのそっくり感!これだけでも来て良かった。甲斐さんの結婚披露宴朗読は速くても聴きごたえあるし、誠子ちゃんは可愛くて、室屋さんの官能語りはおにぎりしながら、握るピチャピチャ音にはマイッタ。水遁・土遁の術か水や泥をかぶりの修行。忍者は大変だ。
市場のアフターは観客で来られていた役者さんも交えての歓談会。綿あめ機も持ち込んでクルクルでき上がる。夜の縁日でした!

4、SKYプロジェクト『短編集』シアターカフェNyan
空山さんの縦横無尽な活躍。作:演ですもの。この才能はちょっとやそっとで出来ない。それを可能にする役者たち。「あしながおじさん」では細野さん卯津羅さん相手に勝手気儘。この三人は最高でした!卯津羅さんは何やっても素敵でした。

5、『空飛ぶ、観劇部』演劇三昧日本橋店
月一開催の演劇に関する座談会。今回は映像に関しての専門的な内容でした。とっても大変で地道で苦労が絶えない作業を面白くお話くださいました。ゲストが赤星マサノリさん、竹田和哲さん、金哲義さん。金さんや竹田さんの作品映像を交えての貴重な回でした。
赤星さんのPVは何回も見てるし「眠り木の精霊」は観劇したし、金さんは近親感あって作品にも知っている方が出ておられた。遅れてでも参加して良かった!

6、『稽古の時間』
「本読みの時間」主催、甲斐祐子さんが教えてくださる朗読のWSです。少人数で短い小説を読みます。語られる作品が数倍好きになります。作中に入り込み行間や言葉を深く感じれます。もちろん発声の基本や朗読のスキルアップにもなります。

3月のイベント

テーマ:
イベント
1、劇団壱劇屋ダンジョン公演『ルミエールの冒険』門真市民文化会館ルミエールホール
4コースあるうち、初めての<劇団員>と二度目の<怪物>コース。劇場全体、もちろん大ホール観客席全て巡回します。そして30人ほどの登場人物が80数種の職種?で登場!怪物コースでは、今回は拉致されず良かった。
 
2、突劇金魚『文学Bar 金魚の夢』金魚スタジオ
坂口安吾「桜の森の満開の下」などの朗読会です。暗がりでありながらメイクや灯りに凝っていて、眼から耳への感覚も増しました。山田さん、永津さん安達さんの回を聴きました。続くアフターも暗いなか、若旦那さんサリngさん交えて沢山お話出来ました。
 
3、『珈琲店で戯曲を読む会』喫茶フィガロ
WSでお会いした須川さんが講師をされています。岸田國司の作品を読んでみよう、という試み。初回にして3時間みっちり読みまわしました。活字が読みにくかったのが辛かったけど、参加者の朗読には個性あって楽しく過ごせました。
 
4、稽古の時間
朗読のWS。いつも題材の作品が良くて感心するが、それだけに難しい。喜怒哀楽をいかに表現するか。丁寧に教わりました。気持ちを込めて読むと、感情過多になり、テンポが速くなったり遅くなったり。どっちだ!美しい標準語の話し言葉、関西弁の混ざった人間味のあるアクセント。素直に会話するよう語り掛ける。相手がいて聴いてもらうことを考える。この気持ちだけでいいか。
 
5、演劇で知り合った俳優さんが主催の花見。
恒例の扇町公園のお花見。よしひろ葵さん主催です。30数名参加されていました。何人かは存じている役者さんが居られたり、初めての方ともお話出来ました。9時30分から12時まで居させてもらった。
 
6、村上慎太郎東南『アジア顔が巡る、アジアの無自覚』京都芸術センター
アジアを25日間リサーチされたプロジェクトの報告会。ギターがいいきっかけになって宗教の違う5ヵ国を、アジア人の顔に焦点を当てて廻られました。村上さんがインドネシア人ですか?と言われたのが始まり。自作のフォークソングの弾き語りで終えました。
 
7、花☆花『ファンミーティング』神戸メリケンパーク・オリエンタルホテル
ホテル最上階のバーでの催し。久しぶりのいずみ先生や昔の受講生に会えて話せて、歌も聴けて至高の時間でした。バイキング料理も美味しかったし(笑)