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友達がいない女が人気ブロガーと友達になろうとあれやこれやと躍起になるお話。
主人公、栄利子がとにかく意識高い系のイタイ女でブロガー翔子と知り合って以降、暴走していく姿は人間ではない別の生き物のようで気持ち悪く読んでいるこちらが恥ずかしくなってくる。
ただこれは誰にでも有り得ることで好きな相手、気になった相手に注目されたいあまり行き過ぎた行動を取ってしまうことがある。
芸能人とかにある執念深いアンチ行為とか。そんな感じ。
栄利子は翔子という宗教に縋ってしまい幻滅し相手を思い通りの姿に戻そうと必死になる。
その姿は過去の自分しか見えてなかった頃を思い出して身悶えする。
ハイテンション栄利子はそんじょそこらのホラー映画よりホラーだ。
彼女の行き過ぎた行動とワガママはいつしか体をモンスターのように変えてしまうのだから。
程々の距離感がつかめない、許容する、思いやる気持ちがなければ友達なんてきっとできない。
台本なんてないのだ。
自分の気持ちは大事に、でも押し付けない程度に周りに縛られず。
簡単だけど難しい。
これをどれだけの人ができているのだろうか。
私はできない。
きっかけはなんであれ、自分の築き上げてきたものは脆くも崩れる時があるので気を引き締めねばならない。
気がついた頃には残酷にも歳を取ってしまっているけれども、やり直すチャンスはあるのかもしれないという希望が残されて終わる。というか終わって欲しいと願っている。
芋ケンピの斬新な使い方はいつか真似しようと思います。
こうして書いて分かった気でいる私もイタイのだ。
