至軽風遠くの空が突如喧騒してる…光が呼応して不意にこちらにも薄暗い雲がもくもくと昇り重なる…右斜め上を見ながら冷靜にこれって…驟雨なん?いや秋驟雨じゃろう。突然の事象が幻想のように周りの音など気にせずひとりといっぴきでの空間に無を創りだす。たなびいているコーン型の香の煙に君を照らし合わせこれがいい。ただいい。こんなゆるやかな煙の変化に気付けるよ…微かな香りさえも…。