黎明の光の先にスノードロップが咲いていた何かが追いかけてくるように昼間だとは思えない闇に覆われてきた。運転中のハンドルがとられるほどの強風がより冬の嵐にこころを凍らせ窓を叩く雪が注意散漫させるリアルと脳内再生との連結により助けを求めふいに手を伸ばした瞬間こころに届いた貴方の笑顔が闇を包み込んでくれ我に返った…ぼんやりした視線に眩しい程の黎明の光の先には舞い踊る季節はずれのスノードロップが咲いていた。