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冬の訪れを祝うように
透き通った空気に
キラやかに点滅する残像…
リアルよりほんの僅か遅れて瞳孔から脳裏に焼きつく。
寒さも気にせず歩く人並みの温かさを感じながら
ふとひとり運転席で物思いに耽る
幾つかの過去の疑問が現れて
あの時の意味を今一度振り返っていた。
ほうれい線が刻まれた今の感覚から
ただ自分史を理解し今を理解するために…
今の仕事を始めて直ぐに青空フリーマーケットに出店させて頂いた。
何故か遠くから懐かしい風がスッーと吹き立ち止まる夫婦と幼き娘さん。
置いてある広告の名前を見つめ落ち着いてこちらを眺める女性が少し微笑んでいた…
随分と伸びた髪と幼な子の手を引いてる手から一瞬…
変わらない瞳の瞳孔から直ぐに君だと分かった。
中学三年の時に初めて付き合った一つ下の君だった。
同じ町に住んでいながら十数年見かけた事も無いのに
その微笑みで繋がった瞬間だった...
付き合っていた頃、君は友人づてに聞いたロングヘアーが好きな自分を気にして部活の規則に反して伸ばそうとしていたね。
髪が風になびく姿を見て時が流れる思いを感じた。
今となってはあの時と違う感覚があり
今思い出された意味を感じる。
2022年11月…
様々な感情が浮遊しては留まり
流星を見て掴みたいと感じた。
様々な決心をした貴方へ。
こころからそう思う…