本:長江・夢紀行 さだまさし | 駄目人間のブログ

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実家の整理をしていたら、さだまさしの長江・夢紀行が出てきたので読んでみた。

さだまさしが映画「長江」を制作し莫大な借金をつくった、映画の裏話をを書いているような本。映画「長江」は流石に、失敗だったせいもあってかテレビでは数回放映されたくらいだったと思う。映画は途中からちょっとだけ見たけど、最後の方のシーンで、さだまさしが、三国時代の蜀まで続く険しい道のためにつくった絶壁穴に持っていたものを置くシーンしか覚えてない。このシーンなんか違和感を感じた。

上巻の母親を連れて三教街を尋ねるあたりはとても面白く感じたが、そのあとが、さだまさしが、この映画を通じて何がしたかったのかが見えてこなかった。ただ、映画というドキュメンタリーと撮影しながら、行きたいとこ、したいことをする映画だったのかと。途中で源流に行きたかったことがわかるが、その理由もよくわからない。

中国という国が如何に大きく如何に歴史があるせいで、何か1つ目的をみせないと、こうゆう映画はとても難しいのだとわからせてくれる。

ただ、まだ日本と中国がまだ正常化になったばかりだろうな時代に、よくこれだけのものを撮影できたと思う。