年々、いろんなことから興味がなくなり、物欲すらなくなってしまった
五年くらい前までは、時間があればamazonで物色していたのに
ここ数ヶ月は本すら読む気にもならんし
何処かに行きたいとも思わない
こうなっってしまったきっかけは震災の年に不眠症になってから
肉体的にも精神的にもボロボロな状態の中、出張で東京に行った時に山種美術館で速水御舟の「炎舞」が展示されているので見にいった
この絵を見た瞬間、何か自分の中で弾けた
死ぬまで見たかった絵・・・
何もかもこの絵に吸われてしまった気がする
絵の魔力なのかな
それから年々、色んなことに興味をもてなくなった
父が生前、わずかな年金の中で、お金をつかうことでストレスを発散できるようなことを言っていた
そのわずかなお金で、リサイクルショップなどに行って、今の時代には価値がないような立派な花瓶などを買って残してくれた
ものはすごいんだけど、今の時代二束三文にしかならない
父は最後まで人生を楽しんだと思う
そんな自分は・・・と思ってしまう
三連休、何の予定もないので実家に行ってダラダラしようと思う