気がつけばNHKのこの時をかけるテレビを見るのが習慣になっていた。
今回は白熊を人工飼育した飼育員の話しだった。父も最後、頼れる人が私しかいなかったから、白熊を父に重ねて見てしまい、途中から嗚咽しそうになった。
この白熊は、親に捨てられてしまい、代わりに飼育員が親代わりになって試行錯誤しながら育てて行った。この白熊には何の落ち度もなく、頼れるのはこの飼育員しかいない。人間なら絶望的な状況だと思う。それを3時間おきにミルクを与えて、ちゃんと心が通じるんだなと思う。人間より動物の方が愛情を注いだら注いだ分だけ損得なしで気持ちが通じるような気がする。この番組を見ていてふと思った。
あれだけ大きくなった白熊と戯れる事が出来るってどれだけ信頼関係があるんだろう。番組内で一度噛まれていたけど、一回だったのかな?人間だってと思う。
ペットを虐待したり、子供を虐待するのは、本当にしてはならないし許せない事だと思う。なんで、こんな優しく無い世の中になってしまったのだろう。