ボクたちはみんな大人になれなかった | 駄目人間のブログ

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ボクたちはみんな大人になれなかった 燃え殻

ネットフィリックの映画「ボクたちはみんな大人になれなかった」の原作が読みたくなって、購入してみた。

原作を読んでも、映画と同じで感動するわけじゃないけど、自分より大切だった人との思い出がふつふつを思い出される。その大切だった人と別れて、何か成長したのか?そして、それ以上に次の相手を好きになれたのか・・・。私、思うんだけど、10代から20代前半に好きになった人ほど、深く好きになることはないと思う。それを、ある程度の年齢になって、この本を読むと、なんで別れてしまったんだろう?と深く考えさせられる。次あったらCD返すね」こんなもんだと思う。この何事もない1日を一生、引きづることになってしまう。恋愛して結婚がゴールだとしたら、10代でいっぱい恋愛して20代前半で1番相手のことを深く好きになる時に結婚するのがいいのかと思ったりもした。

この原作もよくできているんだけど、原作を読んで、とてもうまく映画化したなと思う。1つ1つのエピソードをうまくつなぎ合わせて、小説の断片を整理して原作のよさを失わないようにとても上手に脚本に落とし込んだと思う。

本を読んでいると、このかおりがブスという設定で映画では伊藤沙織が演じていたけど、伊藤ちゃん、私にしてみるとすっごく可愛い。読みながらイメージしていると私の中では伊藤ちゃんがかおり。このかおりという役をとてもうまく演じていたと思う。