ネオクラが続きます。
 R31のRB20DE(^^♪
 
 当社では現役のエンジンです。  
 
 ただ、部品の廃盤が多いので近代化かRB25、またはRB26に載せ替えするのも良いかもしれません。
 RBエンジンが載ってるとこれらのエンジンは結構簡単に載ってしまいます。
 興味があればお尋ねくださいませ。 今ならRB26のストックあります。
  
 
 さて、今回も燃料系トラブルからです。  
 
 1気筒死んでるような症状でしたが、通常であればイグニッションコイルと言いたいところですが、
さすがはネオクラ。 
 
案の定燃料系でした。
 
 

 
燃料ポンプとゲージを外してみると、すごい汚れが出てきました。
 
タンクは終了です(;´Д`)
 
そしてインジェクターも洗浄コース。 
 
ラインも詰まってるだろうかと。
 

 
 

 
さっそく燃料タンクをおろしました。 
 
ついでにアンダーフロアにアンダーコートを施工しておきます。  
もちろんタンクにもアンダーコートを施工します。  
 
ちなみにアンダーコートはクリアーもありますので、黒くしたくない方はご相談ください。 

 
 タンクは新品があるわけでもなく、中古も無かったので内部洗浄の上、コーティングをして錆を固めることにします。
ワコーズに良い製品があります。 
 
 ただ、全てを固めることはできず、どうしても錆が残る箇所が出てくるので、燃料フィルターもまめに交換しなければなりません
。 
 オーナー様のまめなメンテナンス管理が必要になります。

 
 
レパード完成☺️
なかなかの濃い作業でした。
 点火系とオイル漏れから始まり、最終的には燃料系まで手が入りました。 
 今回は燃料系はインジェクター洗浄やら腐食したインジェクターカプラーの交換、序でにホースやらタイミングベルトやらてんこ盛りでした。
久々にVGのタイミングベルト組みました。
 イグニションコイルはBNR34用を使い、イグナイターは撤去してイグナイターレスにしました。
 
まだ他にも課題はありますが、まずは通常使用可能です。

 課題の一つとしてフルコンで近代化がオススメでしょう。 



からの、RB26改RB28仕様組み立て。
 
今回はヘッドはいじらず腰下のみ。

ノーマルカムなのですが、バルブタイミングを調整し、オーバーラップを付けました。
 RB26の純正カムはデチューンしてあるバルブタイミングなので、これを解除してやることでフィーリングがガラリと変わります。

 自分的にはタウンドライブがメインであれば、ハイカムは必要ないのではと思ってます。
 ハイカムは値段も高いのもありますが、バルブクリアランス調整もめんどくさいので工賃もかかり、高度なコンピューターセッティングも必要になってくるので、金額的にもそこそこの金額になります。
 ノーマルカム調整だとタイミングベルトセットにスライドプーリーだけあればヨシなので、工賃もタイミングベルトの工賃しかかからずお得です。
 コンピューターセッティングを同時にすれば尚良いですが、ブーストもノーマルであれば特にやらなくても問題はありません。
 バルブタイミングの数値はシャシダイを使って調べ、一番フィーリングが良くて使いやすい数値としてます。
 



RB26の古いタイプの850ccインジェクターです。
 古いタイプは誤差が大きいと言いますが、実際はどうなんでしょうか?

まずは確認から。 
1 3 6が少し少ない感じです。

3回洗浄で1 と6以外はちょっと揃いましたが、他のは代わらずでした。
計算上は誤差が最大8%ほどです。
少し大きい誤差がありますが、普通に使う分には問題ないかとおもいます。
 少ないほうは1番 2番シリンダーに使い、残りは奥のシリンダーへ配置します。
 
 この車両はパワーFCなので、気筒別調整はできませんので、並べ替えだけで対応となります。


AE86に6速MTへスワップしました。
使用するミッションはZN6型のミッションです。

 エンジンはAE111エンジン搭載し、近代化改修を行いLinkecuです。

プラグコード廃止し、ダイレクトコイルになります。








燃料詰まりのレパード。
インジェクターの洗浄です。
VG20DETの古いタイプのインジェクターです。


まずは点検。
スゴい差です。
もはや終わってます(汗)
このままだとエンジンブローの危険性がありました。
 ただ、このインジェクターは廃盤なので、なんとかして復活させたいですね。

んで、洗浄とチェック。
噴霧パターンがおかしいのが2本あります。
 わかりますか?

洗浄テスト。
4回目でやっと合格です。

目に見えないインジェクターの動きがわかるのはとても良いです。
 久々に良い機械買った☺️

 
 

23万キロ、1JZGTEのエンジン始動です。 
 
いや~今回はヘッドガスケット&バルブシール交換、タービン交換、足回り&フルブッシュ交換等てんこ盛りでしたが、やっと終わりが見えてきました。
 
特に燃焼室、シリンダーの汚れはビックリでした。
おそらく圧縮比が上がっていたのは間違いないと思えるくらいカーボンが堆積してました。
 
意外にも腰下は平気でピストンにもガタはありませんでした。 
さすがは1JZ。
 
タービンはブーストマジックさんの1JZオーバーホールプラスタービンです。 
タービンの耐久性もあがりましたので、ECUチューンとセットアップでも活躍してくれそうです。
 
最終点検、試運転して完成となります。
 

 
 

 
 
 
 
 
インジェクタークリーナ&チェッカー導入しました。
以前から古い車の燃料系トラブルが増え、インジェクターが交換もしくは洗浄という事例がありまして。
 
中古で交換するにも中古も使用できるのかよくわからないですよね。
 
で、この設備の登場です。 、
 
洗浄機能付きで、漏れチェック、低パルスチェック、高パルスチェック、全噴射チェックが可能で、燃圧調整機能付きでいろんな状態でのチェック、点検が可能です。
 
今回、18万キロのJZX100 1JZGTEのインジェクターをチェックしました。 
 
 
 
まずは動画から。

 
左から1気筒、一番右が6気筒です。 
 
低パルスチェック。
4番が少し多く、5番と6番が少ない感じです。

 
高パルスチェック
4番が1番,2番と並び、3番は5,6番気筒と同じくらいになりました。
 
 
超音波洗浄後
5番と6番が少ない感じですが、誤差はほとんどなくなりました。
 
 
結構よくなるもんですね。
 
ただ、洗浄しても手遅れなのもあるらしいので、それを状態チェックすることができるのは素晴らしい。
 
 
 誤差を測定できればLINKECU等のフルコンなら気筒別調整ができるので、測定した誤差数字を入力してあげれば気筒燃料の誤差も少なくできるメリットもあります。
 
 今回はノーマルECUで気筒別調整はできないので、少ない方から1番シリンダー側から配置し、濃い方を6番シリンダー側へ設置します。
 今回のインジェクターは、6番目のインジェクターが1番シリンダーへ、4番目のインジェクターが6番シリンダーに配置という感じですね。
 
 ネオクラの車はインジェクターの設計も古く、しかも年代物なので点検は必須と考えます。
 
 点検だけのご依頼Okです。 
 結果票添付します。 
 1本あたりの洗浄と点検は税別4000円です。 
 
 車輛から脱着は別途工賃がかかります。 
 
 
 
 
 
GDBのセッティングです。 
 
東名タービン、740ccインジェクター仕様です。 
 
今回は当店のダイナモは使わず、友人のお店の4WDダイナモをお借りしてセッティングでした。 
 
なぜなら当店のダイナモは2WD用で、フルタイム4WDのインプレッサのセッティングは無理なのです。 
2WDにできるスカイラインGTRやパートタイムの車輛はOKです。
 
しかし今回の車輛は18万キロ。 
ちょっと怖かったです(;´Д`)
 
しかも当店は日産、一部のトヨタ車しかセッティングはやっておらず、今回スバル初挑戦です。
 
ハブ直結式なのでうちと同じ。  
 
エンジン本体ノーマル ブースト1.3k 368ps(補正有)でした。  
EJ20は濃いめがトルク出ます。 A/F10.5です。 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 

 
とりあえずBefore After 
 
圧縮比が上がってるのではないかと思うくらいのカーボンが溜まってました。
 
分解して正解でした。
 
これを見ると、バルブシールのみ交換しても意味が無かったと思われます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 

 
結局はクーラントの色もおかしいのと、内部カメラで確認したところ、どうも違和感がありましたのでヘッド降ろしました。
 
降ろして確認したところ、ピストントップがひどいことに(゚Д゚;)
 
燃えたオイルの燃えカスやらカーボンやらがかなり堆積し、圧縮比が上がってそうなくらい溜まってました。
 
降ろして正解だったようです。
 
これから延々とカーボン落とし作業が始まります(;´Д`)