日常生活でも職場でも、

人間関係を円滑にする第一歩は、

気持ちのよい挨拶です。

挨拶の基本は、

出会った者同士が顔と顔を合わせて、

にこやかに言葉を交わすものです。

ところが最近は、

挨拶の方法も様変わりを見せています。
 
職場内の目と鼻の先にいる同僚同士が、

携帯電話やパソコンのメールを通して、

画面上で挨拶を交わしている

光景がしばしば見られます。

確かにそれらは便利なものですが、

それに乗じる形で、

挨拶だけでなく生の声での

やり取りも蔑ろになっているようです。
 
職場の主体は人なのです。

人が人らしい心を

忘れないようにするためには、

努めて顔と顔を合わせて

言葉を交わすことが大切です。
 
職種によっては難しい

場合もありますが、

むしろ機械やOA機器に

向かう作業が多い人ほど、

意識して挨拶を交わすことに

努めたいものです。
 
職場でチームワークの

向上を図り、

円滑に業務を進めるためにも、

顔を合わせ、

言葉を掛け合い、

心をつないでいきましょう。

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暴風雨の時に

一番困るのは、

傘を差しての歩行です。

傘が強風にあおられ、

壊れることも多々あります。

地方に住む

八十歳代の女性Yさんは、

台風の後など道に

放置されている使えなく

なった傘を拾い集め、

ひとつの工夫をしています。

傘の布の部分をきれいに剥がし、

その布でコンパクトな

手提げ袋を作るのです。

傘ですから布は防水加工されており、

絵柄もカラフルです。

ちょっとした品物を入れるのに

重宝するようです。

これまでたくさんの

手提げ袋を作っては

知人らにプレゼントしており、

多くの人から喜ばれていると

Yさんは満足そうです。

壊れたものは、

ついそのまま捨ててしまいがちですが、

この手提げ袋のように

人間が「変身」させることで、

物にも改めて活きる

道が生まれるのです。

私たちの職場においても、

「コピーは裏紙を利用する」

「来た封筒を物入れに使う」などの

リサイクルによって、

第二の命を甦らせる

道を探っていきましょう。


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日々の生活では、

誰しも間の悪い時があります。

“駅まで来て
定期券を忘れたことに気づいた”

電車に駆け込もうとした

瞬間にドアが閉まった。

そのような時、

まったくツイてないなと思います。

しかし自分の行動の責任は、

自分で負わねばなりません。

定期券を忘れたり

電車に駆け込むのは、

日頃の余裕のない生活が原因です。

「ツイてない」を

謙虚に受け止めると、

その後に為すべき行動が

見えてきます。

定期券を忘れると

余計な出費になる。

駆け込み乗車は

事故のもとになるから、

余裕をもって家を

出ようと思えば、

それが次の行動を促すのです。

思うようにならない

事態に遭遇した際、

私たちは間の悪さを嘆きます。

しかし

「間の悪さ」とは、

現在の自分の姿に

気づくチャンスなのです。

マイナスの事柄に接する時、

見えなかったものが

初めて見えてきます。

「我が身に起こることに

無駄はない」

という思いを持ち、

まずは事実を喜んで

受け止めましょう。

その素直さが、

自らを成長させていくのです。


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$鬼瓦権蔵の心の叫び 言葉遊び


大鹿村騒動記


女房に逃げられたことも、

その女房が帰ってきたことも

筒抜けの小さな山村。

ここにはプライベート

なんてものは存在しない。

女房を連れ出した

男を呪ってはみたものの、

その男が村に戻ってくれば、

なんだかんだいっても

受け入れてしまう。

ここでの人を量る基準は

『村の人間かそうでないか』が

いちばんなのだ。

なにはともあれ、

住人が助け合っていかないと

村は成り立たない。

人の女房を連れ出した

バツの悪さがあっても、

久しぶりの故郷に溶け込む

お調子者の治(岸部一徳)、

女房を寝取られても

昔のように治に接してしまう善(原田芳雄)、

ふたりの掛け合いは

漫才のようにおもしろい。

駅ができるはずもない

リニアの建設に賛成する権三(石橋蓮司)が

実は土木業者で、

反対する者と一緒になんか

歌舞伎はできないと

練習を拒んだりするくだりも、

子供っぽい可笑しさとともに、

村ののどかさを醸し出す。

喧嘩しても逃げ場のない村、

顔を合わせないわけにはいかない

小さな村。

年に一回、

300年以上続けてきた村の

大イベント・歌舞伎はギクシャクした

人間関係をも呑み込んでくれる

村の浄化剤のようだ。

歌舞伎の本番、

舞台の袖で善の妻・貴子(大楠道代)が

舞台に立つ善に向かって呟く

「許してもらわなくてもいいから」、

それに続く原田芳雄のクローズアップは、

このふたりだけが共有しうる情愛が滲み出る。

三國連太郎がシベリア抑留時の

話をする場面は、

間の取り方といいアドリブといい、

ほんとに巧い。

抑留中、

同郷の友を失った老人の経験は、

そのまま村の歴史を物語る。

原田芳雄さん、

70年代前半、

浅丘ルリ子さんと共演した

TVドラマ「冬物語」での

煙草を吸うあなたは渋くてカッコよくて、

“大人の男”

として憧れでした。

ご冥福をお祈りします。


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Y家では非常時に備え、

保存水や食料品など、

一通りの備蓄をしていました。

しかしある時、

Yさんが改めて

備蓄品の確認をしてみると、

缶詰や水や電池などほとんどの物が、

消費期限を遥かに過ぎていました。

備えがあるということで

安心してしまい、

その後、

期限をまったく

確認していなかったのです。

これでは<いざという

時の役には立ちません。

ふと振り返ると、

Yさんは仕事でも同じようなことで

失敗をしていたと思い至りました。

会議の準備はしてある

販促用の資料は

用意してある>という、

準備の段階で

自己満足していたのです。

準備したものを

部内のメンバーに効率よく伝えたり、

それをどう活用して

いくかまでは考えず、

その場任せの対応の連続でした。

Yさんは

「これでは失敗するのは当たり前だ」と

反省をしました。

以降は準備に

万全を期すとともに、

その先までも念頭に

置いて仕事をするようになったのです。



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