$鬼瓦権蔵の心の叫び 言葉遊び 道徳


麒麟の翼 劇場版・新参者


一見クールだが事件の

真髄を見極めようとする

加賀恭一郎に阿部寛がマッチ。

上背があり、

スクリーンでも映える。

また、

加賀の従弟にして警視庁捜査一課刑事・

松宮脩平を演じた溝端淳平がいい。

阿部寛との息が合っていて、

いじられキャラとしても面白いが、

動きがよく、

終盤の地下鉄ホームのシーンを

躍動感あるものにした。

音楽は《「新参者」メインテーマ》が

センセーショナルな旋律と

アレンジで耳に残るが、

初回の捜査会議で流れる

音楽はチャラけていて音質も甲高く、

肝心な台詞が聴きとりづらい。

メインテーマ同様よかったのが

JUJUの《sign》。

取って付けたようなEDテーマソングが

多い中、珍しく映画の雰囲気に合っていた。

主人公・加賀恭一郎にとって事件の解決とは、

真犯人を見つけ出すことだけではない。

事件によって人生の岐路に立たされた人々に、

真実を示してみせることで真の解決を迎えるのだ。

事件が起こった背景を、

ただ証拠集めのために捜査するのではなく、

事件の奥底にある人の心を探ることが刑事・

加賀恭一郎の信条なのだ。

亡くなった人が守りたかったものを見極め、

法の裁きとは別に死者の意を

汲む加賀の人間的な温かみが魅力だ。

昨年読んだ東野圭吾の

「真夏の方程式」からも同じような温かみを感じた。
全国子育てタクシー協会会長を

務める内田輝美氏。

自身が子育てタクシーを

始めたきっかけは、

友人たちの

「自分が子供を迎えにいけない時、

その送迎を安心して任せられる

サービスがほしい」という声でした。

 その後、

「タクシードライバーに

我が子を託せない」という

多くの保護者の意見に厳しさを感じつつ、

コツコツと誠実に事業を進めていきました。

「タクシーは運送業ではなくサービス業」と

信じる内田氏の思いが社内に浸透するにつれ、

お客様に喜んでもらえるよう

工夫する乗務員が増えていきました。

日々の業務を

「顧客や社会にとっての価値」と

考えるようになった乗務員の変化により、

「自分の仕事に誇りを持つべし」
という氏の願いが叶ったのです。

個々人が持つ仕事への誇りは、

顧客サービスの質を高めます。

それにより仕事の成果がアップし、

会社の業績を押し上げることとなります。

人にはそれぞれ、

現在の仕事に就いている理由があります。

目の前の仕事に対する誇りを

活力源として進んでいきましょう。
「この海を越えて世界を見て回りたい」

という夢を持ち、

世界最年少でヨットの

単独無寄港世界一周を達成したのが、

海洋冒険家の白石康次郎氏です。

この偉業の陰には、

亡き師匠の

「ヨットは楽しむもの」

という言葉がありました。

荒れた海で転覆しそうになった時でも、

平気な顔で酒を飲む

師匠の姿に氏は触れました。

そして<様々な困難を体験し、

それを一人で乗り越えた

苦労があったからこそ、

あらゆる状況で楽しむことが

できるのだ>と気づいたのです。

物事の本当の楽しみは、

逆境を乗り越える中から

生まれるといえます。

しかし苦しさや辛さから

逃げ出したくなることは、

人としてよくあることです。

まずは「乗り越える」の前に、

「逃げ出さない」

と肚を据えることでしょう。

逃げ出さない意志を

自分の中に据えると、

乗り越えるための気力・

体力が満ちてくるものです。

自身に漲る「力」は、

困難克服への必要最大の要件です。

「逃げ出さない」

「乗り越える」を

何度か経験した後には、

先の師匠のような境地に近づく

道が生まれるかもしれません。

負の状況を楽しむ道を探りましょう
K氏が旅行先で家族に葉書を出すために、

駅前で郵便ポストを探していた時のことです。

駅前のどこを見回してもポストが見当たりません。

懸命に探したところ、

やっと見つかったポストの色は茶色でした。

K氏は「郵便ポスト=赤色」

という固定観念を、

見事に打ち砕かれたのでした。

K氏はすぐに近くの郵便局へ行き、

ポストの色について質問をしました。

すると、

「駅前再開発の際に、

地域の景観の関係で

ポストの色は茶色にしてもらいたい」

との要望があったことを説明してくれました。

そして全国には

「赤色」

以外の郵便ポストがいくつも

あることを知ったのでした。

固定観念に囚われていると、

「見えるはずのものが見えない」

というケースがあるものです。

自らの思い込みを再点検することが

大切なのです。

仕事をする上でも、

固定観念や思い込みが強すぎると、

思わぬ失敗を招くことがあります。

何事にも囚われない無心の

境地で物事を見る時、

今までの自分とは違う

新しい自分を発見できるのです。
世の中には、

目に見えるものと見えないものがあります。

目に見えるものとは、

形で表わすことができ、

量や大きさで測りながら比較できます。

目に見えないものとは、

「うれしい」

「楽しい」

など精神的な部分を指す場合が多いようです。

私たちは世の中の何かを判定する際、

およそ目に見えるものによって

評価をしているケースが多く見られるようです。

例えば、

お金があるかないかを

幸福のバロメーターにする場合があります。

お金を稼ぎ贅沢な暮らしをすることが、

人生の成功のように思われがちです。

しかし豪邸に住んでいながら、

寂しさを噛みしめている人もいます。

成功者と持てはやされつつも、

人間としての評価を落としてしまう人は少なくありません。

目に見えるものだけでは、

真の評価はできません。

目に見えない精神的な部分にこそ、

その人間の素の部分が隠れているものなのです。

人柄や人間性は、

目に見えない「本性」

に該当します。

物質的な豊かさに固執することなく、

人徳や人望といった

精神的な豊かさを大切にしていきましょう。