娘が毎週末帰って来ている話はこちら→桜その後
娘は自宅から一時間ちょっとのところにある大学に通っていますが、
対面授業が再開した今年は寮に入っています。
日本で大学の寮というと、食事つきを想像すると思いますが、
アメリカの場合食事はついておらず、
食費として別に支払いをします。
これは各大学によって違うようですが、娘の通っている大学は、
ダイニングアカウントというカードに学期ごとに一定金額を入れ、
キャンパス内にあるレストラン、カフェなどで食事をした際に
ここから支払いをします。
食事はサンドイッチで8ドルほど等、
キャンパス内だから特別安いというわけでもないようだったので、
一日20ドルくらい使える金額分をアカウントに入れてあげ、
それにプラスして冷蔵庫を持たせたのですが、
最初の週は食べに行っていたようですが、
ベジタリアンのルームメイトが食べられるものがサラダくらいしかないという理由で作り始め、
今では二人で食材を購入し、
一緒に作って食べるということをしているうちに、
お金が使い切れないくらいアカウントに残ってしまっていて、
先日は大学から
「アカウントにお金が残り過ぎています。」という
警告のようなメールが送られて来ていました。
このアカウント、漫画の中でも書いていますが、
学期ごとに最低でも1100ドル分購入しなくてはならず、
学期ごとには持ち越せるのですが、学年末(春の学期)に使い切れなかった分は帰ってこないという非情なアカウントなんです。
一月からの冬の学期はこの最低金額だけを足す予定ですが、
それでも全然あまりそうで、こっちは買い物一つもチラシとにらめっこしながら購入しているというのに、
娘の方は金額を気にせず、取り合えず買えるものは
なんでも買っておけ状態になっていてなんとも複雑は母です。
そして娘がカフェやレストランに行く代わりに
愛用しているキャンパス内にあるストアですが、
なぜかバームクーヘンだの大福だの売っています。
多分日系ストアで買うより高いんだろうなと思いつつも、アカウントにお金を残して大学に取られるくらいならと、買って来て貰っています。
先日は白菜を買って帰ってきてもらいました。
でも娘曰く、トマト缶やベーキングパウダーは売っていないという不思議な品ぞろえのお店です。