PK負け… | 共和ゴム代表取締役・寺阪のブログ

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大の歴史好きで「経営は歴史から学ぶ」をモットーに4つの会社経営に活かしております。

経営、歴史、政治経済、サッカーなどの事をブログに書いております。

ワールドカップ決勝トーナメント第一戦、

日本vsクロアチアは延長の末、PK戦で敗退…


念願のベスト8には届きませんでしたが、死の組と言われたグループリーグで優勝候補のドイツとスペインに勝利するという素晴らしいジャイアントキリングを2回もやってくれました!


しかもベスト16に、アジア枠からは日本、韓国、オーストラリアの3チームが入り、またサウジアラビア、イランも惜しかったのでアジア勢の躍進が顕著な大会だったといえますね。


PK戦にはそもそも賛否両論がありますが、多くのドラマ、悲哀があります。


1番キッカーを志願して外してしまった南野選手のことを読売新聞が記事にしてました。


記事はこちら



決めて当然と言われるPKですが、PKキッカーに掛かるプレッシャーはとにかく大きく、特に1番キッカーの責任とプレッシャーはとても大きいです。


PK戦はキッカーよりもGKの方が精神的に有利です。

GKはPK決められても一切文句言われないし、PKを止めたらヒーローになれるので、GKにとっては最大の見せ場と言っても過言ではありません。


それに対して、PKキッカーは大きなプレッシャーと緊張を背負いながら蹴らないといけない上、外したら非難されるという非常に厳しい立場です。


実は僕も大学時代は1番キッカーを4年間務めました。


自ら進んでやってた訳でなく、そもそも誰も1番キッカーをやりたがらず…仕方なく僕がFWだったし、キャプテン(3回生時)だったので…


僕の大学時代のPK成功率は70%でした。

しかし成功したPKは思い出せないが、外した30%は今でも鮮明に嫌な思い出として憶えております…


マジで今でも「心の傷」として刻まれてます。笑

(ただこれは名誉の心の傷でもあり自分自身の人生の糧になってることは間違いない!)


うちのチームでもPK戦でのキッカー5人を選ぶのもいつも四苦八苦してました。


これはうちのチームだけでなく、どのチームもそうだと思います。


今回の日本代表でも、誰も1番キッカーをやりたがらないから、南野選手が志願して、そして残念ながら外してしまいました。


僕はその勇気に対して大きな拍手を送りたいです!


南野選手だけでなく、同じくPKを外した三笘選手、吉田選手もとても気になります。


本当に非難だけは止めて欲しいです!


俄かサッカーファンが、たまにPKなんて決めて当然でしょ!という奴が居てますが、マジでムカつく!


そういう奴らには、PK戦の難しさをとくと説明し、それでも納得しない奴らには「じゃあ、お前もPKいっぺん蹴ってみろよ!その場で絶対にお前なんかPK決められへんから!」と言ってやります。


プロやからPKなんか決めて当たり前という論理もおかしいです。


そもそも相手のGKもプロだし、ワールドカップに出てくる国を代表するGKだと言うことを分かっていない。


過去にもワールドカップで名だたる名選手がPKを外して涙しております。


ワールドカップ決勝でのPK戦で、PKを外して負けてしまった当時のイタリア代表でエースだったロベルト・バッジョの名言があります。


「PKを外すことができるのは、PKを蹴る勇気を持った者だけだ!」


この言葉を、南野選手、三笘選手、吉田選手にホンマ捧げたい!


この3選手はこれから大きな傷を一生背負っていくことになると思いますが、この傷を大きな糧とし、負けないで欲しい。


そしてこれからのサッカー人生でしっかりと活かしてくれることを心から願っております。


頑張って下さい!

ありがとうございました。