ハイ!Petitぷてぃの福善です。
頂き物の浴衣。
生地も染も良いのですが、
なんとも、着付けがしにくかった、
昨年の夏。
一度着てみましたが、
さっさと、丸洗いして、
解いて置きました。
それもそのはず、
どうも、繰り越しが少ない。
人によっては、
浴衣ははだけやすいですから、
キリっと着こなす方もいます。
私は、繰り越しは7分位ほしくて、
裾巾を狭くして、抱き幅を広くしませんと、
着にくいのです。
ということで、
この度は、YouTube作家さんが、
素敵に作成してらした、
テントラインゆかたワンピース、
なるものを作成してみました。
残布はこれだけです。
地襟 掛襟 上前と下前の衽だけです。
この作家さん、
相当な洋裁の腕前らしく、
随所に工夫が見られました。
このように、
前身ごろ、後ろ身ごろともに縫い跡が出ます。
それを、後ろ身ごろはボックスのタックにし、
前身ごろは、片倒しのタックをとります。
これが、初めての縫い方でしたので、
二回やり直し、正解に近づきました。
用尺をたっぷり使ってありますから、
サイズM~サイズLLの方までお召しになれるらしいです。
両側の袖分を使いまして、
両脇に、そうとうな用尺のマチが入っており、
後ろ身ごろ中心に向かって、
長さ出しをしてありますから、
どのような、体型の方にも、
布落ちがよく、すずしく、
スッキリと軽やかに見える。
よく考えられたデザインです。
出来上がりはこのような感じです。
この写真では、ヘムラインが曲がって見えますが、
きれいなカーブを描いています。
古風な柄行きですが片流れではないので、
なんとか収まりました。
直線縫いばかりでしたので、
ミシン掛けは3時間ほどでした。
作家さんは、袖周りと裾の始末を、
ミシン縫いで始末するように指示しています。
私は、袖周りと裾の始末は手縫いが好きなので、
まつり縫いにして、処理をしました。