本日は父の命日。 | Petitぷてぃ小平編集室のブログ | 小平市のミニコミ誌, タウン情報, ポスティング

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昨日は夫の命日。

本日は父の命日。

 

私と縁の深い男性の命日が続く。

それも、二人共に毎年この日当たりが

彼岸に入る季節です。

 

私は、算命学を学んでいますが、

家族の宿命を鑑定しますのは、

なかなかに、難しく、

自身の家族としての感情が入り込みますから、

ハッキリ言って、嫌な作業なのです。

 

私は父が亡くなってから、

父の宿命を紐解きました。

ああ~これは、私が父の元を

選んで産まれてきた事が分かり、

「お父さん、そうだったんだね」

と、納得したのでした。

 

私が小学校二年生の丁度今頃の事です。

 

その年も、1月中旬から私は高熱を出し、

2月になっても3月になっても回復せず、

陳旧性 肋膜と判断されました。

そうこうしているうちに、

3ヶ月間近くの咳き込みで、体内にはびこった菌が

盲腸に入り込み、腹膜炎を起こしたのです。

 

周りの大人はざわつき、緊急手術で盲腸を切除。

手術室へ運ばれたのもおぼえていません。

私は、

何がなんだか判らなく、麻酔から覚めた翌日早朝。

 

病院のベットの傍らで、

父が私の腕を温湿布していました。

「気が付いたか玲子、死ななくて良かったな」

と、笑っていました。

私は、うなずくことさえできず目をつぶりました。

 

私の左手に挿入した術後の点滴が漏れて、

私の左腕は、まるで三浦大根のように、

腫れあがっていたのです。

 

父は、一晩中、洗面器にお湯を張り、

私の腕を温湿布していてくれたのでした。

 

入院中も面会時間など無視して、

突然現れ、手にはアワビの肝とお刺身を持ち、

「人間は体に傷があるときはアワビが一番の薬だ」

と言って、

看護婦さんに、

「生ものは食べさせてはいけません」

とたしなめられても、

「俺の子供だ、死んだら俺が責任を取る」

と言って、食べさせてくれました。

 

とても美味しかったことを覚えています。

 

お父さん、どこにいるのかな?

ずっと、私の心の中にいるんだね。

 

父は白木蓮が咲いているのを見ると、

「きれいな花だなぁ」といつも感動していました。

 

 

私の命ある限り

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