大内宿ツーリングメンバーのXJR400を縁あって修理する事になりまして、本日の朝9:00入庫しました。
昔で言うところのスワローハンドルタイプだが角度が変えられるのね!
ツーリング中に後ろで音を聴いていた時は低速から中速にかけて被ってるような音でした。
修理前に走ってみます
試運転前にオーナーに質問
エンジン始動直後から症状が出るのですか?
答え・・・・・・・・・暖気が終了すると被り気味の症状が出るとの事 これってイグナイター(CDI)じゃないの??
取り合えず試運転開始
フィーリング的には低速は問題ないみたいです
クラッチをつないで4千回転まではスムーズに走ります。 ただし、4・5千回転より上がると愚図ついてるようで被ってるような症状が出ています。 8千を超えてもスムーズでは無いのですが、あからさまに愚図るのではなく微妙に回転とパワーが乗り切れていない感じです
高回転域でも同じですね。
イグナイターの予感はしますがキャブレターから順に修理していきましょう
このキャブは2年位前にバイク屋さんで10万かけてオーバーホールしたそうです。(ダイヤフラムを新品に交換)
キャブは簡単に取外しできました。XJR1200より簡単です
エアクリのマニーホールドのバンドがチャンと固定されていません。(バイク屋の仕事かよ)
しかも、インテークマニーホールドのバンドネジが4気筒とも左から締めています
これは右から見た写メ バンドネジ外せんわ(笑) 回して外しました
基本、1番2番は左側から 3番4番は右からアクセスするもんだと思ってましたが、
もしかしてこんな作業方法もあるのだろうか??
ダイヤフラムから分解していきます
エッ!! 蓋を開けた瞬間ダイヤフラムの淵に隙間が見えていました
取り付け時に噛みこんで取り付けしてるようです・・・・・・これサンデーメンテでも一番気を付けるヤツです
2番・3番は異常なし
そして4番 あらら(笑) またもや噛みこんでます
いい加減な仕事するバイク屋だな。 これ新品の部品を使てるんですよ。 ダイヤフラムって高いのに!
万が一1番4番のどちらかに負圧がかからないとニードルが上がらなくてが回転に合わせた燃料が1番もしくは4番に流れないことに
なるんだよね!
フロート室には錆が溜まっていました!
キャブクリーナーに漬ける前にオーリング等は外してあります
ここまでやってプールに泳ぎに行きます。
8月20から週4回位のペースで泳ぎに行っています(1回 1000m位)
戻ってきてプラグを外して見ると
使用感タップリでくたびれている様子です。
左から1・2・3・4番 4番は真っ黒です
オーナーには交換した方が良いと言っておきましたが今は清掃して再利用します
このタイミングでイグニッションコイルの抵抗値を計っておきます
結果二個とも基準値内の抵抗値でした。
夜に灯油から出してパーツクリーナーで洗浄してキャブクリーナーを散布
明日洗って組んでいきます
その後、オマケでバックステップの取り付けをしましたが一人乗りなるので車検の度に戻すか1人乗りに構図変更するかです
結果、バックステップは取り付け中止となりました。
明日の休みなので組んでいきたいと思います。