感染症対策・3 の続きです。
( 感染症対策・1 から読む。)
3.顔を洗う
飛沫がついているのは、なにも手指や口腔・鼻腔だけではありません。
まぁそれを言い始めたらキリがないわけですが、
とりあえず顔についているものはすぐに落とさないと、
その後手で顔を触ったときに、
その手で口・鼻・目(※)などから体内へのウイルス侵入を許すことになってしまいます。
「うがいのあとにやる」 ことにもちゃんと意味があります。
うがいをガラガラしたときに、
飛沫を含んだ液体が口の周りに飛んだりするので、
それも併せてきれいに洗い流すということです。
このときの洗顔は、石鹸を使う必要はありません。
ただ、(ぬるま湯などで)最低でも 10回は丁寧に洗いましょう。
石鹸を使わない理由は、ここでもやはり常在菌を死滅させないためです。
※目からも飛沫感染することはあまり知られていませんが、
目は口や鼻と繋がっていますし、飛沫はどこにでも飛んできますから、
目をガードしたりすすいだりすることも、大事な感染症対策のひとつです。
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