総集編 ハルオス湖を見下ろした日
思いかえす あのころ ・・・2007年のハルオス湖
ラムサール条約の下で保護されている 野鳥と淡水魚天国のハルオス湖
琵琶湖の3倍もあるこの湖は この画像の右側に大きくひろがっています。
そして、中州の多いここいら地帯(画像の中心)では
冬の間に ゲルを立て 漁をしながら暮らす人々がたくさんいます。
さて、訪ねたこの日の同行者は 当時国立ホブド大学へ通っていた
ザフチン部族トヤバトラフと数名の学生たち。
トヤバトラフが私に云いました。
トヤのおじおさんは 今シーズンの冬
あそこいらへんに いつものようにゲルを立てて暮らしていたいらしいのですが・・・
思っていた以上に 氷が早く溶けてしまって とうとう移動できなくなっってしまったとのこと。
そして・・・ なんと まだ そこに 居るという・・・。
夏場は蚊が多い地域だけに あのあと 無事脱出できたのだろうか・・・?
総集編 なんと、あっという間の春逆戻り?
総集編 あのころを思いかえす・・・
昨日は真冬のホブド県、空の上でしたが 今回は 2007年ホブドアイマグセンターの春。
ウラン・ボクチンの湧水とかいったっけ・・・
詳細はこちら→ ホブド県のことならこちら→ http://www.khovd.org/ ホブド大学の学生たちがおくるWebsite
「ホブドの声」を是非のぞいてみて下さいね!
緑が芽生え始めた 水場
お腹を空かせた家畜たちも この時期 食べ物探しに 必死であった。
噂によると 今年のモンゴルは 20年ぶりとも云われる 眩い緑、緑、緑の大草原なそうな
いざ!
おおおーこりゃすごいぞ緑の大草原を 本気で目指してみませんか?
総集編 発電所のもくもく
思い返すあのころ
2006年の春
空港からUB市内へ移動途中の車から 北側を眺めると
バケツをひっくり返したような 煙突の様な物体から モクモクと煙が出ていて圧倒されました。
日本国内では見る事の出来ない その施設は 火力発電所。 ウランバートル市の心臓部です。
電気をつくり出すほかには セントラルヒーティング用の湯の供給も行い、市内の暖房システムは秀逸です。
さて、モンゴル到着早々びっくりさせられた この煙でしたが
その正体は 湯気 !!
その中央部分には 公衆大浴場が・・・ という冗談はさておき・・・
電気を起こすモーターのタービンを冷やすために使われて熱くなった水が
煙突の様な部分を登り、中央部から 真下へ落下しながら 冷やされていくために発生する湯気であると
いうことを知りました。
火力の原料は石炭。
今掘られている石炭資源だけでも50年分はあり、その他にも掘られていない 石炭資源が豊富にあるらしく
根本的なエネルギー問題は 日本のソレより 深刻ではありません。
まあ、それはそうとして
圧倒的な存在感の第四火力発電所は 施設見学でも見どころ満点。
但し一般開放はしておりません。
もし運よくそのチャンスを掴んだら、見逃すべからず。
総集編 ウゥールド部族の村
思い返す ホブド県エルデネブーレン村、センター
ホブド県の県庁所在地から 車で北へ1時間半。
4000m級の山々ツァンバガラウ山群のふもとに ウゥールド部族の静かな村がありました。
赤く小高い丘を中心にして 学校や行政施設、住宅があります。
食堂などは無いので ホブド大学の歴史の先生ガンさんの妹さんの家にお世話になりました。
ちなみに ご主人はウゥールド部族で奥さんはオリャーンハイ部族です。
この村には幼稚園もあり、お願いすると宿泊もできるとのことです。
ツァンバガラウ山群登山を目指す人にとって 良いポイントになると思います。
青銅器時代の 見事な岩壁画にも近いです。
ホブド川、絶好のポイントもあり、北極カワヒメマスがわんさか釣れます。
ビタミン豊富な果実、野生ツァツァルガナの群生地もすぐそこ。
というわけで、エルデネブーレン村を 訪ねてみては 如何でしょう?
総集編 カザク民族のイスラム寺院
思い返す あのころ
2006年、初めてのホブド県訪問、
なんせ東北6県に 栃木、埼玉の二県も足した面積程の広い地域。
様々な村を訪ねては 一旦 県庁所在地に戻る旅を繰り返した。
この日は県庁所在地ぶーらぶら散歩中、存在感のあるイスラム寺院に着いた。
信者は モンゴル国ではマイノリティとなる カザク民族
その昔、モンゴル国の国民数確保のための政策のとして、
カザク民族移民を積極的に受け入れていた時期があったそうな
そう、この地は 国家カザフスタンまで行くのには、さほど遠くはない位置にあり、お隣バヤンウルギー県と共に
カザク民族の人々が 比較的数多く住んでいます。
モンゴル遊牧民の暮らしぶりと 微妙に似ているところはありますが
固有の言語、宗教は大きく異なり、また、衣服、装飾品は煌びやかで目を奪われます。
調理の際の味付けセンスも 大凡の日本人に喜ばれそう!
ダンス好きで、あの大国ロシアの文化として認識していたコサックダンスは
コサック=カザク
カザク民族由来のダンスであったようです。
さて、母国カザフスタンは ウランバートル同様に経済成長が著しく
都会的な印象すら 持ってしまいそうですが
むしろ、この辺は、彼らカザク民族の文化を未だに頑固に守っているような気がします。
そう、モンゴル西側エリアは 訪ねる価値おおありでござる。