総集編 カザク民族のイスラム寺院
思い返す あのころ
2006年、初めてのホブド県訪問、
なんせ東北6県に 栃木、埼玉の二県も足した面積程の広い地域。
様々な村を訪ねては 一旦 県庁所在地に戻る旅を繰り返した。
この日は県庁所在地ぶーらぶら散歩中、存在感のあるイスラム寺院に着いた。
信者は モンゴル国ではマイノリティとなる カザク民族
その昔、モンゴル国の国民数確保のための政策のとして、
カザク民族移民を積極的に受け入れていた時期があったそうな
そう、この地は 国家カザフスタンまで行くのには、さほど遠くはない位置にあり、お隣バヤンウルギー県と共に
カザク民族の人々が 比較的数多く住んでいます。
モンゴル遊牧民の暮らしぶりと 微妙に似ているところはありますが
固有の言語、宗教は大きく異なり、また、衣服、装飾品は煌びやかで目を奪われます。
調理の際の味付けセンスも 大凡の日本人に喜ばれそう!
ダンス好きで、あの大国ロシアの文化として認識していたコサックダンスは
コサック=カザク
カザク民族由来のダンスであったようです。
さて、母国カザフスタンは ウランバートル同様に経済成長が著しく
都会的な印象すら 持ってしまいそうですが
むしろ、この辺は、彼らカザク民族の文化を未だに頑固に守っているような気がします。
そう、モンゴル西側エリアは 訪ねる価値おおありでござる。