いよいよ東海道53次の旅も最終回となりました。前回、足裏の痛みで途中棄権した関宿からのスタートです。2泊3日の行程で三条大橋のゴールを目指します。
最終回は、横浜駅東口バスターミナル発の深夜高速バスを初めて利用しました。3列、トイレ付きの三重交通バスは、スタート地点の関宿まで徒歩圏の関バスセンター停留所に早朝に着き、おまけにバス代も6000円と安く便利です。夜明け前から歩き始め、宿のある三雲駅を目指します。
スタート地点の関バスセンターに到着。辺りはまだ夜明け前の静けさです。
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褐色の鈴鹿川を渡ります。
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東海道47番目の宿、関宿に入ります。前回のゴール地点です。鳥居と常夜灯が旅人を迎えてくれます。ここは、東海道と伊勢神宮への道が交差しているところでもあります。
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鈴鹿峠を正面に、電灯が灯る関宿の街道をひたすら歩きます。街並は、1.8キロ。古い建造物がよく残されていて、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。良く見ると中心街は電線が埋設されていて、景観に配慮されていることがわかります。
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どの古民家の壁にもハガキ絵が飾られています。ハガキの文字に元気をもらって進んでいきます。
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延命寺。山門は、川北本陣の表門を移築したものです。
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地蔵院の鐘楼は、国の重要文化財。

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本堂は国の重要文化財。本堂の傍には、不断桜が紅葉に混じってチラホラ咲いていました。不断桜は、10月下旬から4月にかけて咲くそうです。

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紅葉と愛染堂。

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地蔵院は、関宿の中心部に位置しています。
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朝、近隣のご婦人が地蔵院を開け、初参りしています。私から挨拶を交わすと、「不断桜が今年は、時季外れに咲いているよ!」と教えてくれました。
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坂下宿に入ると緩やかな坂道となります。裏手の山が名勝の筆捨山。広重が描く坂下宿の東海道53次の浮世絵のモデルです。
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鈴鹿馬子唄会館の前にある廃校を活用した青少年の家。校庭に天文台が建っています。嘸かし星空が美しいのでしょうね。羨ましいです。
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有名な鈴鹿馬子唄の発祥の地です。
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鈴鹿峠をひたすら歩きます。
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峠には、近江の茶畑が広がっています。朝露に苔むした絨毯が眩しい。
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万人講大石燈籠。
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馬子唄の1節、「坂は照るてる 鈴鹿は曇る  あいの土山雨が降る」この辺りは、猿と雉が多いらしく、マンホールの絵柄にもなっています。
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鈴鹿峠を過ぎると、滋賀県に入ります。国道1号線を6キロ下ると田村神社の前に出ました。
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当初の計画では亀山宿から水口宿までだったのですが、前回の反省が生かせず、またしても、足の指が水膨れになってしまい、今回も途中の関宿でリタイアに。ただ、夕方まで時間があるので、おととい時間切れで入れなかった名古屋城に行くことにしました。でも、やっぱり歩くんだ。呆れた話ですね。
次回は、ゆったりした靴に厚めの靴下と絆創膏を事前に貼ることにしま〜す。
昨日の宿は、ホテルエコノ亀山。朝食付き4300円とお安い!
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亀山宿の本陣に向かいます。
 
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亀山城のお堀跡
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広重の亀山宿の浮世絵に描かれている京口坂。
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カラー舗装がなければ、もっと宿場の雰囲気が漂うのにな・・・
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野村一里塚跡
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大岡寺畷沿いに流れる清らかな鈴鹿川。
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前方に見えるのが鈴鹿峠?だとしたら結構キツそう!鈴鹿峠
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いよいよ関宿に入ります。
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さすが、関宿は古い町並みがよく保存されていて、国の重要伝統的建造物群保存地区としても選定されています。これまでの東海道のなかで一番、当時の宿場の雰囲気を醸し出していると思います。
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家康は伊賀越えの際にも、休息をとったといわれている瑞光寺。
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関駅は、関宿から徒歩10分程の所にあります。駅は国道1号線に面していて、駅に隣接して道の駅があります。
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帰りは、名古屋城を巡ることにしました。
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この写真は、焼失前の名古屋城だそうです
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2014.9.24 
亀山宿から関宿(名古屋城はおまけ)27355歩 21.88km
1298.6Kcal  224  
今日は、桑名宿から亀山宿を目指します。
桑名では駅前のスーパーホテル桑名駅前店に泊まりました。朝食付き5080円。
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街道沿いにある海蔵寺には、薩摩義士の墓があります。幕府の厳命で築堤を行うことになりますが、事故と予算が膨大にかさみ、責任をとり自害した記録が残されています。厳しい時代だったのですね。
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七里の渡しが到着する場所に作られた蟠龍櫓。
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桑名城跡
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当時の石垣が残されています。今は歴史公園として整備されています。
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十念寺。桑名藩が戊辰戦争で敗北した全責任を負って、切腹した森陳明の墓があります。
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アールデコ風の美しい外観の石取会館は、大正14年に建てられた近代建築。元銀行の建物を修復し、石取祭の祭車を保存、紹介する施設となっています。イメージ 7

伊勢神宮常夜灯は文政元年建立。
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四日市宿道標
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三ツ谷一里塚跡
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日永のなが餅の老舗 笹井屋。
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スワマエ商店街の入口にある諏訪神社
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東海道が現役のスワマエ商店街として息づいています。
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正面に四日市駅。
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日永の追分。伊勢街道と東海道との追分。
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日永の追分の史跡にあるベンチで一休み。
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石薬師宿の佐佐木信綱生家。「夏は来ぬ」の作者で有名な歌人で国文学者。
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長い国道沿いを歩くのは、心身ともに辛いもの。やっと、ランチの文字が目に止まり、国道沿いのコーヒーショップで遅いランチをとりました。街の人の憩いの場にもなっています。
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ランチは焼き肉定食でアイスコーヒー付き。750円
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旧小林家住宅で今は庄野宿資料館。
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2014.9.22  桑名宿から亀山宿
71712歩  50.74km  3017kcal
538分
宮宿の七里の渡し
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信長が桶狭間の合戦前に祈願した熱田神宮。
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熱田神宮境内にある楠の老木
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徳川美術館で企画展 天下統一 信長から家康を鑑賞。見応え十分でした。
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美術館からは名古屋城への案内や交通の至便さが薄く15分遅れとなり、名古屋城に入れなかったので、仕方なく、ぐるりと城を周り、やっと撮れた一枚がこれです。
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交通手段がなく、歩いて名古屋駅へ。宮宿から渡船で7里のため、ここから電車で桑名宿(駅)に向かうことに。
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桑名駅から街道を歩き、ホテルに着きます。夕食は、ホテル前の屋台寿司ヘ。生ビール最高に美味しかった。
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鳴海宿から桑名宿   39056歩
31.24km  1854.1kcal   324分

今日は、鳴海宿から宮宿まで歩き、鉄道を使い、桑名宿まで行きます。江戸時代は、宮宿から渡船で七里を渡っていたのですが、今回の旅では、鉄道で桑名宿まで行くことにします。(今は渡船は存在しません)
前回リタイアした前後駅から半年ぶりの再スタートとなります。台風16号が予想に反して遅く、進路がずれたため快晴となりました。
新幹線のなかで司馬遼太郎の街道をゆく「濃尾参州記」を読み終え、午前9時、再び、前後駅から東海道を歩き始めます。
 駅名の「前後」とは、織田軍の急襲を受け、今川軍が前後に駆け抜けたことに由来しているそうです。
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街道をゆく「濃尾参州記」のなかで、案内役を務める鶴田先生の職場「藤田保健衛生大学」の建物が見えてきました。今は高齢者介護施設になっています。
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施設の隣に史跡、桶狭間古戦場があります。
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桶狭間の戦いの様子が、今川義元の側から記された記念碑が建っています。その前で地域の案内人の方から当時の資料を丁寧に解説していただきました。その方曰く、桶狭間は偶然の勝ちではなく、情報と念入りな戦略に長けた信長の周到な準備によるものなのですと教えてもらいました。なるほど・・・。
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今川義元の墓
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義元とその武将を祀る高徳院は古戦場の向かいにあります。
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弥次喜多が手拭いを買った絞りの開祖の街、有松宿。
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当時の町並みが残る美しい街道です。
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絞り問屋の重厚な建築
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NHKドラマ黒田官兵衛で使われる絞りの衣裳もここ有松で仕立てられているのでした。
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文化3年(1806)建立の永代常夜灯
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鳴海城跡公園
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鳴海城跡。今川家の居城、義元が桶狭間の合戦で信長に討ち取られ、信長により、墓も造られたのですが、鳴海城主は、義元の首を返してもらい、駿府に持ち帰ったと伝えられています。
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秋葉常夜灯は寛政4年(1792)建立
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住宅地の真ん中にある、「めんやちから」で「きしめん定食」を注文することに。
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ハンバーグが付いて、何と750円
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榎の老木の笠寺一里塚は見事。
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鰻料理の蓬莱陣屋は2時間待ちの賑わいです。
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宮宿の七里の渡し跡
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続く