北陸フリーきっぷで3泊4日
こんにちは。このところ、暖かかったり、寒かったりと身体にこたえますね。
今回は11月半ばに3泊4日で行った北陸の旅を記事にしようと思います。きっかけは、「大人の休日倶楽部」で4日間フリーきっぷ(24,000円)が発売されたことと、来春1月24日から吉村昭原作「雪の花」という映画が封切られるので、そのロケ地巡りもしたいという思いからでした。(大の吉村昭ファン)
「大人の休日倶楽部」の「北陸フリーきっぷ」は、4日間で都内から出発して、北陸エリア間フリーというもので、往復、新幹線指定席で北陸エリアも新幹線自由席を含め、在来線がフリーの切符なんです。
そもそも、「大人の休日倶楽部」は通常の30%引きですから、31%以上安くならないと意味ないわけで、最後には4日間のフリーきっぷの効果についても検証したいと思っています。
ということで、1日目は東京駅7時20分の北陸新幹線「かがやき503号」敦賀行きに乗りまして、9時25分に富山駅に到着しました。2時間余りで着くんですね。
11月だというのに、気温22度という暖かさ。紅葉は期待できないかな・・・。
富山には出張できたことがありますが、富山の日本海側の北口に出たのは初めて。
今回は、VLOGを中心にと意識していたので、写真は4枚だけになってしまいましたので、申し訳ありませんが、想像しながらお付き合いください。
最初に行ったのは、「富岩運河環水公園」です。駅から徒歩10分ほどで行けて、どの旅行雑誌のモデルコースにも登場する有名な公園なんです。
なぜ有名なのかというと、世界一景観がいいとされる「スターバックス」があることです。いえ、それだけではありません、公園全体が整備されていて綺麗!
すみません、写真はありません。最後に動画を貼り付けましたので、よかったらご覧くださいませ。
折角でしたが、スターバックスには入らず、富山駅に戻り、市電(富山港線)に乗って25分の「岩瀬」に行くことにしました。日本海沿岸の風光明媚なところです。
ご存知の方も多いと思いますが、江戸時代に北前船で繁栄した歴史的景観の街並みが素晴らしいところです。
最近では、その礫的建造物を活用した新しいお店もつくられていて、魅力的な観光地になっています。その中心は何といっても「桝田酒造店」です。富山の銘酒「満寿泉」の酒造元です。
堂々とした建物なので、中々、暖簾をくぐって正面玄関からは入りにくい雰囲気があったものですから、小心者の私は塀伝いに回って、裏口から入りました。むしろ中庭が観れるなど景観を楽しむには良かったかもしれません。
蔵なども巡り、暖簾をくぐり建物の中に入ると、大きな一枚木の机があって、受付の方から「試飲されますか」と聞かれます。「お願いします」と返事を返すと、試飲の説明が始まりました。
係の人「15分で1000円と30分で2,000円がありますが、どちらにしますか」。
まだ、午前10時30分で、これから詰まった日程があるので、私「15分の方でお願いします」、係の人「300円でおツマミはいかがですか」、私「お願いします」となり、赤いストップウオッチとお猪口と乾き物のおつまみが並べられ、目の前にある100本近い酒瓶の置かれた棚を指しながら、係の人「ご自身で棚から自由にお好みの酒瓶を選んで持ってきて、注いだところからスタートです、説明は以上です」と言って、受付に戻っていかれました。
15分という時間は、一体どのくらいだっただろう?と思いながら、説明を受ける前に棚の酒瓶の種類と並び順を確かめておけば良かったと一瞬思いましたが、すでに待ったなしです。
一杯目は「純米吟醸」、二杯目は「純米大吟醸」と進み、お猪口といえども、試飲なので、一飲みというのも大人気ないので、口に含みながら、想いにふけるわけです。「美味っ」、そしてツマミも時々、口にしながら。
いよいよ、後半戦です。段々、棚の整理の仕方も分かってきました。奥に行くほど高級になってくるようです。そこで、奥に進みます。
三杯目はブラックの「限定大吟醸」、そして四杯目に「大吟醸」の「古酒」をいただきました。古酒は年代物だけに、味わいもふくよかです。
早いもので、赤いストップウオッチも残り10秒となったところでした。終了!と言わんばかりにストップウオッチがピッ・ピッと鳴り響きます。
でも、本来「試飲」といえば、どのお酒を買うかという時に試すものなんですよね。でも今回はというと、如何に短時間で、良いお酒を選んで、飲めるかというゲーム感覚のような感じになってしまって、少し大人気ない感じになってしまいました。でも、良い思い出になりました。
結構、酔いもまわり、気持ちよくなってきました。そうですよね、約1合半を15分で飲み干すわけですから。桝田酒造さん、ありがとうございました!
岩瀬の散策は、いえ、富山の旅はここから始まりました・・・。
さて、岩瀬の散策の後は富山駅に戻り、折角なので、回転寿司屋さんに入り、地産のノドグロ、ベニずわい蟹といった握りをいくつかいただきました。
その後、富山駅南口から歩き、隈研吾がデザインした富山市ガラス美術館などを見学し、富山の一日目は終了です。
宿泊地は高岡にしました。在来線の「あいの風とやま鉄道」に乗って20分ほどで到着です。もちろん、これもフリーの範囲です。
写真をお見せできなかったところは動画を見ていただき、雰囲気を味わっていただければ嬉しいです。
次回は、高岡編です。