北京の主人の実家は元来「四合院」という北京では昔、誰もが住んでいた様式だった
ようです。
天壇公園の近くにあった四合院が壊されるという前日(まだ4~5年前の事)
滅多に外出しないラオラオ(義母の母)も一緒に家族全員でその家の前で写真を撮りに
行きました。
その様式が一体どんな意味を持つのか?その便利性など全くわかりませんが、
そこで暮したのは幼い頃だった主人も中庭で「ウサギ」
を飼っていた事や、お隣さんに預けられるのがイヤで隠れた事など
たくさんの思い出があるようです。
今では四合院に住む人達の中には外国人もいて、
中国らしいインテリアと自国のインテリアを
組み合わせて生活している人の記事をよく見かけます。
北京に行くと必ず購入する中国発行のELLE DECO(フランスが出版するインテリア雑誌)
はそんなインテリアの宝庫です。
中国らしくて素敵な雑貨です、巻末にはショップ名や電話番号がありますから
チェックして買いに行くといいですね~~。今回も何個かチェックしましたが、
残念!行く事ができませんでした。
中国人のインテリア熱?といいましょうか?家を飾る事に関しては
日本人に負けていません、もしかしたら日本以上かもしれません。
北京の実家も、義パパがハイカラ(古い?)な人でなかなか素敵な
住まいです。
これ、なんだと思いますか??
答えは「加湿器」です!!
岩山には釣り糸を垂れる人が座っていたり、小さな家が立っていたり。
下には金魚が泳ぎます。
いつも水が流れていて、空気の乾燥を察すると
モヤ~~ッっと、蒸気がでるのです。
そこだけはまるで中国のどこかの景色を眺めているよう。
ところで、今では四合院は高くて買えないのが現状、建設中のマンションにも
「四合院タイプ」なんていうのもありますが、億です!億!!
いつか北京に住むようになったら、どんなインテリアにしようかな?
中国のインテリア事情はなかなか素敵です!!