先日末にパンメンバーズの大先輩。
大阪府柏原市のパンの家、相談役の船田さんが亡くなられました。
ヘンゼルで店長を務められた後、地元で創業されて、大阪府東部では無くてはならないリテイルベーカリーを築かれました。
パンメンバーズの例会でお会いすると、いつも言ってみえたのは、パンの美味しさは適熟適焼。
十分発酵したパンをしっかり焼くこと。
最近流行りのちょっと甘めで柔らか目のいわゆる生食パンとは全く違うパンですね。
最近パン業界で売れているのはセブンの金の食パンや乃が美さんの蜂蜜入り甘くてソフトなパンですが、リテイルベーカリーとしては、あえてその道を行かずに船田さんの言われた適熟適焼、甘さ抑えめで毎日食べても飽きない味の食パンを追求する方が良いのかもしれません。