びゅーちふるうぇんずでーKAI #8「こっちの許婚も強力だっちゃ」

すぐる「ゆめみ~る~ぎんが~を~♪」

すぐる「かけぬ~けて~らんでぶ~♪」

すぐる「ながれぼ~し~おいか~け~♪」

すぐる「はしり~つづけてあさまで~♪」

すぐる「こずみっさいくら~ほしぞら♪」
イブ「着いたっちゃ←」
すぐる「そんなバナナ←」
イブ「どういう挨拶だっちゃwww」

読者「志村後ろー!」
???「あら、嫌な予感…」
??「ダーリーン…」

??「浮気は許さないっちゃー!」
すみぺ「バリバリバリバリ!」
???「うぎゃーっ!」
イブ「…今って木曜日の夜中け?」
あむろ「いや、少なくとも夜中ではないでしょ←」

すぐる「なんかあたるにそっくりな野郎がラムちゃんのコスプレした女の子に首根っこ捕まれてひきずられてってるなと思ったら…」

すぐる「いねえ間に二人があたるにナンパされてたらラムちゃんがあたるを電撃でお仕置きして回収してったのね←」
イブ「漫画みたいだけどほんとの話だっちゃ←」
あむろ「んなアホなとは思ったけどね( ̄▽ ̄;)」
イブ「ところで本題っちゃけど…あむちゃんの許婿ってどんな人だっちゃ?」
あむろ「うちの本家の菩提寺の次期住職ってことしかわからないんだけど本人いわく海老蔵似の坊主頭がよく似合うイケメンらしいね、あくまで自己申告だから期待半分だけどまこっちゃんが「あとで顔だけ教えて」ってあたしより期待してる←」
イブ「ちなみにあむちゃんちのお寺さんって何て言うっちゃ?」
あむろ「大技林寺。ゆく年くる年にもどさくさに出るくらいには割と有名なお寺さんだよ」
イブ「ってことはどういうことだっちゃ?」
すぐる「しょーゆーこと!」
あむろ「違うでしょwww」
すぐる「失礼、つまりはこういうことです←」

すぐる「やはりてめえだったか栗悟飯…ってかどこが海老蔵だ!」
イブ「髪型は海老蔵だっちゃ←」
すぐる「だけだから!どっちかといえばクソソソ(※実際、栗悟飯は元はかなり前に写真で一言ネタで「クソソソ」として使った奴を手直ししただけ←)だから!」
あむろ「ナイツじゃないんだからwww」
栗悟飯「ところでなんですぐる殿とイブ殿があらせられるでござるか?」
すぐる「俺らはあむろちゃんの付き添いだ」
栗悟飯「どういう縁でござるか?まさか元の彼氏殿でござるか?」
すぐる「なわけあるか!単なる同級生だ!」

あむろ「めぐり合わせ次第ではそうなってたかもしれないけどね←」
イブ「その話詳しく聞かせてもらいたいっちゃ←」
あむろ「まこっちゃんいるときにね←」

?「ようバカ息子!」
すぐる「?」
栗御飯「!」

栗悟飯「父上!」
すぐる「え!?この身勝手の極意覚えてそうなイケおじお前の父ちゃん?若っ!」
?「オッス!オラ栗悟膳!」
すぐる「さすがに栗悟空ではないのね^^;」

栗悟飯「なぜ父上がここに!?」
栗悟膳「そりゃあおめえ、将来オラの娘になっかもしんねえ娘はオラもしっかりこの目で見にゃあなんねえべ?」

すぐる「声だけ聞けば悟空の物まねしてる小野Dだなあいつの父ちゃん…」

栗悟膳「で、うちのバカ息子の嫁さ来てくれっかもしんねえ子はどっちだ?」
すぐる「藪からスティックなとこは息子同様だな…」

すぐる「こっちの子です」
あむろ「初めまして、白井あむろです」

栗悟膳「おお、オラの母ちゃんの若え頃そっくりのめんこいおなごだゾ←」
すぐる「しんのすけの物まねにも聞こえてくるな←」

栗悟膳「よし!合格だ!バカ息子をよろしく!」
あむろ「あの、まだその栗悟飯さんと話せてすらいないんですがーー;」
すぐる「…ダメだ、栗悟飯の父ちゃん完全に舞い上がってキャラもブレブレだわ←」
イブ「そりゃああむちゃんが娘さんになるなんて言ったらそうなるっちゃよ、スグルンもあむちゃんと縁あったらパパさんもうちんときよりきっと舞い上がったっちゃよ←」
すぐる「…イブちゃん、俺が栗悟飯とバカ話してる間にあむろさんから何吹き込まれた←」

?「こらこら、若い子目の前に舞い上がってじゃないよ」
栗悟膳「おう母ちゃん、遅かったじゃねえか」
?「あんたが早すぎんだよ!10時の待ち合わせに夜中の25時に出るバカがどこにいんだい!」

瑠璃「あなたがあむろさんね、うちのクソ坊主を徹底的に鍛えてやって頂戴←」
あむろ「あのー、まずは息子さんと話を…」
瑠璃「あら、まだ面通し済んでなかったの?ったくもたもたし過ぎなんだよあのクソ坊主←」
すぐる「これ母ちゃんの方が掛かりだな、味方増えると思ってるから←」
イブ「確かにあの息子さんとあのパパさんではそうだっちゃね…スグルンのママさん見てるみたいだっちゃ←」
すぐる「悪かったな厄介者のバカ息子で←」

瑠璃「ほら、もたもたしてんじゃないよこのクソ坊主!」
栗悟飯「母上…これでは拙者がいい年こいてマザコンに見えるでござる」
瑠璃「いいんだよ!男はいつまでもマザコンなんだからそんなことよりもっと堂々としい!」

すぐる「あのアホの栗悟飯が全くアホできないとか今作最強キャラかもしれんなあの母ちゃん←」
イブ「男の子がママさんに頭上がらないのは当たり前だっちゃ、スグルンだって口答えしては抑え込まれてるじゃないけ←」
すぐる「うちの実況はいいから←」

栗悟飯「改めまして中洲産業大学卒、大技林寺拳法師範代、大技林栗悟飯でござる」
イブ「まさかうちのお兄ちゃんの大学のパイセンだっあとはっちゃ←」
あむろ「緑黄高校1年、白井あむろです、よろしくお願いします」
瑠璃「あら、あむろさん緑高?隣の庭高にうちの甥っ子が三年でいるよ」
その頃の庭高写真部

剛「ヒェックシ!」
古泉「部長、花粉症ですか?」

瑠璃「絶対あんただよ!最初のデートんときめっちゃ目立つ建物の前を待ち合わせ場所にしたらよく見たらそこラブホだったってド天然発揮してあたしがガチのドン引きしたの忘れたとは言わせないよ!」
すぐる「うる星やつらで似たような話あったな←」
イブ「親子して漫画みたいだっちゃ←」
すぐる「ラムちゃんなりきりキャラのイブちゃんがそれを言っちゃあおしめえよ←」
シン・象亮 第七話「だいたい淳が出て来たら作者が飽き始めて締めに入ろうとするときby亮くん」
びゅーちふるうぇんずでーKAI #7 「ライバル登場!?…のはずだったんだが←」

すぐる「GW明け初日、後ろの席は一日も来ないまま退学、これにより両隣がイブちゃんとあむろさん、斜め後ろがまこととうさこと見事なまでのハーレム状態となったと喜んでた矢先のことだった…」
タニシ「このクラスの一員となる」

タニシ「転入生を紹介します」
まこと「転入生か…イケメン来ないかな?」
あむろ「まこっちゃん欲望ドストレートに出すぎ( ̄▽ ̄;)」
うさぎ「いくら隣の席確定だからって本音出しちゃあきまへんで( ´∀`)」
まこと「うさこちゃんも声ウキウキしてんじゃん( ´∀`)」
すぐる「うるせえな…イケメン来たら俺前にいる荷重くなるからやめてほしいわ←」
イブ「イケメンだけが殿方のステータスじゃないからすぐるさんは大丈夫だっちゃ←」
あむろ「確かに森次くんはイケメン以外はだいたい持ってる←」
まこと「てかすぐるがイケメンだったらあたしが今ごろ困ってた←」
うさぎ「森次はんがイケメンやったらラッキースケベの都度鉄拳制裁でけへん←」
すぐる「励まされてんのかディスられてんのかわからん檄はリアクション困るんですけど←」

ガラガラ

すぐる「来たな…」

すぐる「歩くのおっせえ…」

すぐる「まさかとは思うけど春日の真似か?」

うさぎ「なあなあまこっちゃん、あの転入生ラウールに似てへんか?」
まこと「そんなアホな…ほんまや!」

すぐる「どこがだ?俺みたいなおそ松くん顔じゃねえか!あれでラウールだったら俺でさえ目黒蓮だわ!」
うさぎ「全然ちゃうわ!」
まこと「少なくともあんたが目黒蓮はスプーン越しでもないわ!」

すぐる「だからどこがどう違うんだと言っとろうが!人を粗品みたいに言うなし!」
谷島「森次、まこっちゃん、うさちゃん、ハウス!」

小手付「どうも、旭川のラウールこと小手付末六郎(こてつき・すえろくろう)です」
うさぎ「まこっちゃん!自分で言いよったで!」
まこと「意識してるんだねやっぱ( ̄▽ ̄;)」

すぐる「その日の午後のことだった」
小手付「おい、おそ松くんもどき←」
すぐる「森次だ(怒)」
小手付「放課後、屋上行きの階段の踊り場の前にて待つ」

すぐる「果たし状ってわけかい…やったろうじゃねえか」
イブ(まずいっちゃ…末六郎、ケンカはいけないっちゃ…すぐるさん止めないとっちゃ)

小手付「遅い!あの野郎宮本武蔵にでもなったつもりか!」

すぐる「その頃俺はイブちゃんに行くなと制止されてた←」

すぐる「止めてくれるなイブちゃん!人のことを散々おそ松くん呼ばわりしやがって…いっぺんシメてやらんと気が済まんわ!」

イブ「そうはいかないっちゃ、末六郎はうちの従兄弟だっちゃ、親戚とケンカなんてうちがさせないっちゃ」

すぐる「やっぱここは一発俺が根性叩き直してやる!嫉妬深い男はろくなもんにならねえぞと←」
イブ「だからすぐるさんはケンカしちゃダメだって言ってるだろうけー!」

イブ「お願いだからやめるっちゃ、末六郎にはうちが言い聞かせるっちゃ」
すぐる「いや、イブちゃんと親戚だっての伏せて俺に果たし合いしてきてんだからイブちゃんでは止めれないって!」
イブ「でも末六郎のパパさんママさんにうちが示しつかないっちゃー!」
すぐる「子がバカなのの少なくとも半分は親の育て方のせいだから諦めてもらおう、うちがそうだし←」

小手付「えーい、森次め!逃げたか!」

すぐる「だーれがてめーごとき三下相手で逃げっかよテヤンデバーローチクショー腹!」
小手付「来たなアホンダラホンダラホンダラ面…む?」

小手付「…その後ろでわしづかみしてるのは…イブさん?」

小手付「貴様…ほんのひと月足らずで我が一族の女神イブさんを手篭めにしやがって!」
すぐる「違う違う違う!イブちゃんは力づくで俺をてめーのとこ来させないよう引き留めようとした勢いでそのままくっついてきたんだ!」
イブ「末六郎!元々救いようのない超がつくほどのバカだけどバカな真似はよせだっちゃ!」
小手付「おのれ…問答無用!」

小手付「とりあえずイブさんから離れろ森次!話はそれからだ!」
すぐる「てめー今の俺とイブちゃんの話ぜんっぜん聞いてねーだろ!?」
イブ「あー、しゃらくさいっちゃー!」

キーン!
小手付「デアボリカー!」


イブ「これが今日に至るまでしょーもない喧嘩を繰り広げ続けてるスグルンと末六郎の迷勝負数え歌の第一ラウンドだったっちゃ、末六郎も自分自身に彼女できれば少しはスグルンへの当たりきついの収まるだろうに…まこっちゃんあたりあのバカのことライ麦畑でワンチャンかましてくれないかなだっちゃ←」