訪問先 明・彰徳府城壁(みん・しょうとくふ・じょうへき)
中国語 明・彰徳府城墻(Míng Zhāngdéfǔ chéngqiáng)
訪問日 2022年6月3日(金・端午節休暇)
明・彰徳府城壁だが、明代洪武二(1369)年より建設が始まった安陽古城の東南角の城壁と楼閣だ。明代成化年間、清代康熙年間と雍正年間に修繕されたとの記録が残されている。
では行ってみましょう!
明・彰徳府城壁がある場所だが、東風路と文明大道との交差点のところにある。韓魏公祠からは1キロ弱の距離。
韓魏公祠から徒歩で向かいます。左手には安陽市第六十六中学校がある。
城壁と楼閣が見えてきました!明・彰徳府城壁のようです。
ここへ入るには場所コードのスキャンが必要です。
場所コードをスキャンしたので、園内へと進みます。
明・彰徳府城壁の説明書きだ。尚、この場所は「東南角楼閣遊園」「魁星閣景区」という別名もある。名前がいくつもあり、はじめはそれぞれ異なる場所だと思っていた…
明・彰徳府城壁の南東の角だ。城壁の角にある2つの穴は射撃孔だ。民国時期、安陽の防衛のために作られたものだ。
明・彰徳府城壁の城壁。2018年夏、大雨により城壁が崩れ落ちた。最近新たに修復がなされたばかりだ。
*【ご参考】上記は修復状況を伝える中国語のネット新聞。
太陽がまぶしいです。城壁が影になっているので、城壁のそばを歩きます。
城壁裏手にある門。城壁へ上るための通路だ。
階段を上ります。
城壁内はアスレチック広場になっています。
また後を振り向くと、奧に安陽街歩きの際に見つけた教会の屋根が見えます。
*上記は安陽街歩きのブログ。ブログの後半、東大街を歩いていたら、屋根に立つ十字架を見つける。
では城壁を歩いて、角に建つ楼閣へと向かいます。
城壁角の楼閣のなか。「魁星閣」(かいせいろう)という楼閣だ。中央の像は魁星かな??
魁星(かいせい)とは、北斗七星のなかの第一星(ないしは第一星から第四星)の名前。中国古代神話では文運を司る神として登場。魁星は、文星・文昌星とも言われる。科挙に於いては進士の試験で第一位で合格した者を魁星と呼んだ。また道教信仰にも結び付き、文昌帝君とも言われる。
楼閣入って右側に描かれている壁画。中央の神は文昌帝君と書かれている。
楼閣入って左側に描かれている壁画。中央の神は魁星と書かれており、魁星は筆を持っている。
魁星閣から城壁内の安陽の街を眺めます。古い住宅が多く、現在、都市再開発の真っただ中の様子です。
楼閣をでてきました。
城壁のもう片方の端の階段より下ります。
城壁の出口の門から出てきました。
城壁内にある展示室。残念なことに、コロナ蔓延防止のため、対外開放されておらず。
楼閣の真下には射的場です。ですが、こちらもクローズ中。
目の前にはプールがあるものの、誰もいません…。
明・彰徳府城壁から出てきました。
この日はとっても暑い…。商店に立ち寄り“雪碧“(スプライト)と書かれたアイスを購入。ななななんと一袋1元(20円)!
身体がクールダウンできたところで、次の場所へと向かいます。
南大街を通って、鐘楼を目指します。
つづく。