胃癌の腫瘍もその他も大きくなっていないし小さくもなっていない!でも抗癌剤4回目は見送り! | 胃がん末期の闘病記

胃がん末期の闘病記

2022年4月末に胃癌が発覚。「早期に癌を切除すれば大丈夫ですよ」と先生から言われ安堵していたのも束の間、肝臓転移が判り手術不可能で抗癌剤治療しか方法がないと一転。抗癌剤以外の可能性を求める。2023年3月「胃癌が確認出来なくなっています」と言われる迄に。

 

2022年7月12日は、抗癌剤投与4回目とCT検査の結果を伺う為にSK病院に向かいました。

SK病院に到着し、朝一番の血液検査を行いました。

暫くしてから診察室に入り主治医からCT検査の説明を受けました。

結果としては、「胃癌の腫瘍もその他も大きくなっていないし、小さくもなっていない。全体的に変わりない。」という説明でした。

主人と娘が「大きくもなっていないし、小さくもなっていない。全体的に変わりない。」という言葉に、いくらか安心したのを、二人の表情から読み取る事ができました。

私自身は、CT検査を受ける前から、前記事にも書いた通り「覚悟」は出来ていましたから、どんな結果が出ようと受け入れる心の準備は出来ていました。

この日は、CT検査の結果を聞く以外に、4回目の抗癌剤を投与する予定でしたが、朝一番の血液検査の結果、血小板の数値が低く、次週という事になってしまいました。


 

その為、CT検査の結果を聞いただけで帰宅となってしまいました。

帰宅途中に私は、本日の出来事を回想していましたが、胃癌やその他の腫瘍も大きくなっていない事や抗癌剤の投与を見送る事になった事などを誰かに聞いて貰いたいと思い始め、自宅に到着すると直ぐに有限会社クリア社長さんに電話を入れていました。

そして、本日の出来事を話し始めました。

有限会社クリア社長さんは、相槌を打ちながら、時にはアドバイスをしてくれながら、ずっと私のお話を聞いて下さいました。

話が一区切りすると「今回の抗がん剤投与の見送りは残念ですが、次回出来る様に栄養を付けて頑張りましょう。」と社長さんが言われました。

私が一方的に話すことが大半だったのですが、社長さんの一言に妙に納得出来たのでした。

電話を切った後の私は、抗がん剤投与の見送りを少しだけ前向きに考えていました。

抗がん剤を投与すると、その日と翌日は、手ががしびれて冷たく、冷蔵庫も手袋して開ける様になってしまいます。

金属のドアノブの場合、金具部分を布で巻くなどして手に当らないようにしないとドアノブを握れませんでした。

水は使えずお湯を使う様になってしまいますので、延期した事をラッキーだと思う様にしました。