女性自身からです。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190213-00010014-jisin-soci
1200万円で希少なヤギを撃ち殺したトロフィーハンターに非難
2/13(水) 18:04配信
欧米では野生動物を、まるでスポーツのように撃ち殺すことを楽しむ「トロフィーハンター」と呼ばれる人々がいる。立派なライオンやキリンを殺し、その首をトロフィーのように掲げ記念写真を撮るハンターたちは、動物保護団体のみならず、世界中から非難を集めている。
仲の良すぎるクマ、ライオン、トラ──その悲しい過去とは
ワシントン・ポストによると、米国人ハンター、ブライアン・キンゼル・ハーランが“野生ヤギの王様”と呼ばれる希少なアストール・マーコールと写った写真がパキスタンの新聞に掲載された。生きているように見えるマーコールは、ハーランの手により既に命を落としている。彼が“獲物”をペチペチ叩きながら「仕留めるのは簡単だったよ。こんな戦利品をゲットできて嬉しいね」と満面の笑みで語っている動画がTwitterなどで拡がり、物議を醸している。
パキスタン政府は、2011年に地元民によるヤギの狩猟を禁じた。しかし、観光客は“コミュニティ保護地域”内に限って1シーズンあたり12頭のオスのヤギを狩ることが許可されている。この一見不可解な取り決めには、観光客がガイド料などを含めた「狩猟料金」として払う金を貧しい住民に分配し、密猟を防ぐ目的があるのだという。
ハーランは、今回ヒマラヤ北部のギルギット・バルティスタンでマーコールを狩るために、史上最高の11万ドル(約1200万円)を支払った。
密猟ではなく正規のルートで狩りをし、地元に大金を落としたハーランに法的な落ち度はないが、罪のない動物を遊びで殺すという行動そのものに嫌悪感を抱く人は非常に多い。Twitterでは「ひどすぎて言葉を失った」「いくら払えばブライアンを狩れるんだ?」「撃ち返せない動物を殺すなんて!恥を知れ!」といったコメントが相次いでいる。
2015年には、ジンバブエで人気のライオンを撃ち殺した米国人歯科医が自宅や別荘を特定され、凄まじい嫌がらせを受けていた。
~転載以上~
こちらがその写真です。
立派な角を持った、とても美しいヤギです。
抵抗できない生き物を遊びで撃ち殺し、誇らしげな笑顔。
自分の愚かさをこのように世界にさらして、恥を知れ、と言いたいです。
動物を殺して動物を守る、という矛盾に満ちた言い分もありますが、最近の調査では、ハンティング料が地域住民や野生生物保護のために使われておらず、一部の役人の懐を潤しているだけといった現状もあるようです。
環境破壊や密猟、ハンティングなど、人間たちの振る舞いで、地球の宝である動物たちの数は減り続けています。
ジンバブエの人気ライオン、セシルがアメリカ人ハンターに射殺されてから、今年でもう4年が経ちます。セシルの息子もまた、ハンティングの犠牲になりました。
娯楽で命を弄ぶ行為は禁止してほしいものです。
★参考過去記事
ノーモア・セシル★ストップ・ハンティング! ライオンと野生動物を守るための署名まとめ
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