こんにちは。
小学校教員のさくらです。
今回はコロナ関連。
コロナがまだ船の中でくらいしか話題になっていない頃。
学校では『インフル心配だねー』って話題になる時期。
子どもたちの中にもマスクをつけ始める子たちがチラホラ。
その頃はまだマスクの品切れとかもなく、手作りマスクをつけている子もいない。
そんな中、黒いマスクをつけてきていた子がいました。
別に校則で『黒マスク禁止』とかはありません。
別にマスクなんてなんだっていいんです。
そんな中、ベテランの先生から出たセリフ。
『黒いマスクはダメだよねー。イメージ的に』
へ?
正直何言ってるんだかよくわかりませんでした。
黒いマスクになんのイメージもなかったので(笑)
マスクだなーってだけ(笑)
その先生はその子に注意したみたいです。
何をどう注意したのか気になるところ…
だって『イメージ的に』って、その先生のイメージだもん。
もしかして『黒マスクのイメージ』って『昭和のロンスカ履いてるヤンキー少女』的なイメージ?
『黒マスク』=『ヤンキー』?
いやいやいやいや
今の子にそんなイメージないっしょ!
『イメージ的に』と指導されてもわからないでしょ(笑)
その後もちょいちょい『黒マスク批判』をしていました。
が!!!
そうです。きたのです。
マスク不足の波。
色なんてこだわっていられない時期でしたよねー。
黒マスクだけでなく色マスクも続出していました。
さすがに国全体マスク不足の中、『黒マスクダメ』なんて言わなくなりました(笑)
中学校では校則で『白いマスクのみ』というものがある学校が多かったみたいですが、そこでもその校則はなくなったみたいです。
当たり前。
で、その校則がなくなって学校が荒れたかというと…
んなわけない(笑)
黒マスクや色マスクや柄マスクしてきたからといって、何も変わらない(笑)
ってことはその校則にどんな意味があったのか…
ただ単に昭和時代の『黒マスク =ヤンキー』みたいな考えが頭から離れない『老害』の勝手なイメージだけで決められていた校則なのでは?と思ってしまう。
結局よく分からないけどイメージの中の『見た目』がそういう先生たちの基準なんだなぁと思いました。
コロナ禍でマスクの色が何色になっても、制服着ていかなくなっても、別に問題なんて起きなかった。
つまりマスクの色も制服も、さほど重要じゃなかったってことだよね。
そんなものを子どもたちは事細かに指導され、不自由で嫌な思いをしていたんだ。
話に聞くと下着の色まで決められている中学校もあるとかないとか?
あほらしい…。
そんなに中学生の下着チェックしたいのか?(笑)
校則という『ローカルルール』を作ってきまりに縛り付けないと落ち着いた学校生活を送らせられない教員のスキルの問題では?
そして今。
わたしは毎日黒マスク♡
その先生からは『ヤンキー』だと思われているのかなぁ(笑)
別にいいけど♡