髙橋大輔 あきらめない力 日経ビジネスアソシエ感想 | 高橋大輔選手と共に momokikuのブログ

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フィギュアスケートの高橋大輔さんを無条件に応援しております。

日経ビジネスAssocie(アソシエ)2月号、昨日私も早速購入できました。

 

http://www.nikkeibp.co.jp/atclnba/15/235053/010600032/

 

トップアスリートの提言 あきらめない力
“今の自分”にすべてを賭ける(上)
髙橋 大輔 バンクーバー五輪男子フィギュアスケート銅メダリスト

 

硬派なビジネス誌ですからまあ大ちゃんの記事がなかったらあまり手に取ることはないでしょうね(笑)

しかし特別付録の「ビジネス英語”必勝”フレーズ」という小冊子は便利ですぐに役立つ英会話集でしたし、ほかの記事内容も興味深いものばかりで、買って損なしのお得感でしたよ。

あ、でも英会話を覚えても実践できる気はしませんが・・・

恥ずかしながら私「リポビタンD」というのさえ噛むんですよぉ~到底大ちゃんの噛みかみを突っ込めるような人間じゃあありません。

 

まして決して編集の回し者ではありませんが、これはいい雑誌だと思います。

うちの社のトップは今期の指針発表の際にこういうところからネタを拾ってくるんだなとニヤリとしたり、またうろ覚えだった情報の補完ができたり、雑誌名からイメージするほど硬い文章でもなく、読みやすくわかりやすいので、うちの家族にもおすすめしたくなりました。

 

大ちゃんの記事は上下の連載になるようで、来月ももちろん購入するつもりです。

 

以前日経ウーマンに記事が掲載された時は女性向けですから「イケメン」枠だったわけですが、今回の特集は「最強の仕事術」ですよ。

のっけから小池百合子氏にトランプ氏ですよ。とことんポジティブで勝利を目指して一切の妥協も撤退もしないバリバリタフな方々の「最強スキル」が掲載されているわけで、そこに大ちゃんが並ぶってあり?

もちろん一般の方々のイメージとしたら大輔さんはバンクーバーとソチ、2度も絶望的なほどのケガを乗り越えて出場しているわけで、そりゃあ最強の仕事人と言えますよね。(一応現役時代はアマチュアですけど)

 

まあでも記事を読むと案の定、そこはやっぱり大ちゃんなので乗り越えて見事メダルを獲得したバンクーバーの成功例はさらりと流し、モチベーションの維持に苦しんだソチへの挑戦や代表に選ばれたときに感じた不安、そしてソチ本番での後悔など、いつも通り、ご自身をまったく飾ることなく真っ正直な心境を語っておられました。

 

大ちゃんは自分を恰好つけて見せることがカッコ悪いという妙な自負をお持ちなんですよね。

 

記事を読むとトランプ氏は「10倍思考」。つまり等身大は大したことなくても何十倍にも自己を膨らませて見せるのに巧みな人のようですが、本気で真逆を行ってます。同じ人間でも思考回路が違うってこういうことかと思いますよ。

 

交渉術ってのは確かに必要なことですけどね。でも誰もがトランプ氏だったら困りますわ。

トランプ氏がホストをしていた番組では彼に選ばれるために出演者に競争させて、ほかの人を裏切り、貶め、蹴落とすこともさせてたそうじゃないですか。

勝ち抜くために人がどれほど「よこしま」になれるか?を試していたなんて、あっけにとられてしまいます。

いやそれがすなわち悪とは限りませんけどね。そういうパワーっていうのはプラスにもマイナスにも作用しますから。

でも普通の神経ではなかなかそこまで非情にはなれないし、なりたくもありません。良識あるごく普通の人間が己の生き方の参考にするなら、自分にも他人にも誠実で自分の弱さに正面から向き合うことができる強さのほうを選びたいものです。

 

大ちゃんはモチベーションを保つことができず、確固たる自信を身に着けるだけの練習もままならない中で、絶対に逃げることができない大舞台に立つことになりました。

すべてを「勝ちか負け」という単純に割り切ることができない性格で、人の想いも背負いこんでしまう人だからこそ、その葛藤は如何ばかりか?私には想像もつかない苦しみだったでしょうね。

 

でもあの場所で大ちゃんは微笑んでいた。あの場所ですら悔やむ失敗があったというのに最後の最後までプログラムの世界観に恐れも後悔もほんの少しも滲ませたりはしなかった。

膝の水を抜くと階段を上るのさえ痛むと聞きました。でも滑りにその状態を露ほども感じさせたりはしなかった。

 

その強さはいったいどこから?っていうのがこの記事のテーマなんです。

そしてその経験が次にどうつながってるのか?が次号のテーマになりそうですね。

楽しみです。

 

さてちょっと脱線して「よこしま」についても触れてしまいますが、この雑誌には副収入を得るための手段としてアフィリエイトの仕組みも詳しく掲載されています。

簡単に言えばブログを書いて広告収入を得る方法です。

 

アメーバではすべてではないのですが基本的にアフィリエイトは禁止されています。

でなければサイバーエージェントへの広告主が損しちゃいますものね。私がこうして無料でブログやってられるのも表示されるAD広告のおかげですからそれでいいと思います。

 

禁止されていないほかのブログサービスを使えば文章を書くのが好きな人ならだれでも始められます。

私は自分の好きな人を自分の稼ぎに利用したくないし、かといって他の何かを宣伝する暇があったらこうして大ちゃんの事を書いていたいのでアフィリエイトはやりません。

 

ですがファンブログを装ってアフィリエイトされるブロガーは何人かおみかけします。

好きなことを記事にしてる分には別に悪いことじゃありませんが、問題はその中身ですね。

広告宣伝収入を得るためにわざわざ選手の悪口を書いて注目を浴び、サイトの閲覧数を伸ばす炎上商法は私の最も嫌悪するところです。こういう人たちがいくらひいきの選手をほめたたえたり、優し気なコメントを出してても人間として全く信用できません。

そうして得た収入で遠征したところで選手の真の応援になるんでしょうか?まあ応援は気持ちですからどういう形であろうと選手には関わりないことといえばそれまでですけどね。

 

嫌いってだけならいいんですよ。なんらかの不満をぶちまける手段としてブログを利用するのも個人の自由です。

でも不自然なくらいアンチ発言を繰り返す方は要注意です。

とにかく自分の悪感情を商売道具にするだけならまだしも、賛同する人たちをだますような行為は辞めていただきたいですね。そういうのは商売抜きでやってほしいです。

 

私は誰のファンにせよ、誰を応援するにせよ、誠実な人が好きです。自分の感情に正直でありたいというその口で嘘をつく人間は嫌いです。

 

巻末の「男と女の言い分な関係」という記事にキュレーションサイト問題(いわゆるまとめ記事)が取り上げられてました。ここではネットの書き込みを鵜呑みにするのは危険だよという警鐘を鳴らしてます。

ここでも本当に信用できるのか?背後にお金が動いていないのか?きちんとした取材に基づいているのか?外部圧力は?といちいち疑ってかかる姿勢が欠かせないとあります。

 

明らかにお金が動いてると分かるアフィリエイトサイトは用心するに越したことはありません。

もちろんでもそれで有益な情報を得られることだってあるし、ようは受け取る側の見る目と判断力が大事ってことですけどね。

 

こういう偽装に満ちた世の中にあって大ちゃんの生き方のなんと清廉なことか。

大ちゃんはまるでミルフィーユみたいに複層的な物の考え方はなさいますが、己を語る際は至ってシンプルで姿勢にブレがありませんよね。

大好きです。

 

 

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