あなたが今の状況から、
幸せな恋愛を叶えるために
必要なこととして大切なのは、
今の自分の状態
に、
“心から気づき、
知っていく・自覚していく”
ということについて
お伝えさせていただきました。
その上で今回は、
さらにあなたが今、
どの方向に向かっているのか
顕在的な意識と
無意識のズレをふまえて
気づきを深めていけるように
お伝えさせていただきます。
こちらの記事からお読みください
どのパターンに当てはまる? ― 行動しているつもり/自覚しているつもりの落とし穴
さっそくですが、
2つのパターンのお話をしていきます。
①依存を自覚し、その上で超えていこうとしている
1つ目のパターンは、
あなた自身が、
彼や恋愛に依存してしまっている、
あるいはしてきたことを、
すでに自覚していて、
そのうえで、
今のその状況から前進していきたい
という姿勢がある場合です。
このパターンに当てはまる方は、
自分がいかに恋愛や彼に
依存してしまっているかを、
心から“自覚している
(すべてではなくても)”という
前提があります。
だからこそ、
-
「なぜ自分はそうなってしまうのか」を知ろうとしたり
-
「どうすればそれを超えていけるのか」を探そうとしたり
まっすぐにそのテーマに向き合い、
取り組もうとしている、
あるいは実際に取り組んでいる姿勢がある。
そういう状態です。
ここでいう「調べる」
というのは一例ですが、つまりは、
“自覚があるからこそ、
変わっていこう”と
自ら行動しているかどうか、
ということです。
- 「できない」「やりたくない」「後回しにしたい」
- 「どうせうまくいかない」
- 「変わりたいけど、やっぱり相手に変わってほしい」
といった状態ではなく、
そこを超えて、
本気で1歩、2歩、3歩と、
自分なりに進もうとしている。
そんなふうに、
歩み出している感覚を持っている方です。
あるいは、
- 「できない」「やりたくない」「後回しにしたい」
- 「どうせうまくいかない」
- 「変わりたいけど、やっぱり相手に変わってほしい」
という思いもあるけれど、
その思いがある自分なりに、
能動的にこうしていけたらいいな
という姿勢で進んでいる方。
同時に、
-
丁寧に「自分の声」を受け取り始めている
-
無意識の自分を、受け取ろうとしている
-
自分なりに、まっすぐ取り組んでいる
-
もしくは、取り組もうとしている
そんな
前向きなプロセスの中にいる状態
でもあります。
この状態にあるとき、
変化はとても早く、
本当に叶う、現実が変わる
ということが実現していきます。
また、セッションにおいても、
-
私の発信している内容の意味が伝わりやすくなり、
-
言葉が届きやすく、心にも響きやすくなり、
-
効果も加速しやすくなります。
その分、
変化もスムーズに起きやすくなります。
たとえばセッションの中で、
「本人にとって見たくないこと」や、
「抵抗感が出てきそうなこと」
をお伝えしたとしても、
それを、
“超えていこう”とする姿勢で
受け取ってくださるので、
そこから大きく前進されることが、
とても多いのです。
(もちろん、お伝えするときは、
あなたが受け取れるように、
丁寧にお話ししています。)
ここを見たくない・逃げたい
となっているほど、
その部分に触れる内容のものは
どうしても強く抵抗感を
感じてしまい、
結果として変わらないことを
無意識で選んでしまうことがあるのです。
①のパターンと見せかけて、ちょっと立ち止まってほしいケース
また、
“一見、①のパターンのように
見える方”でも、
ちょっと立ち止まって
見直してみてほしい、というケース
があります。
それは、
たしかに「自覚もある」し、
「変わろう」と行動や実践をしている
のだけれど──
本当は、
“見たくない自分”を
上手に見ないようにしたまま、
かつ、
見なくても良いままで
外側が変わってくれるように、
”結果として”、
外側を変えることに
一生懸命になっている、という状態です。
そして、
そのことに
自分では気づいていない状態です。
人間の心理というのは、
時に本当に複雑なことが
起きていることがあります。
たとえば、”頭では”
「私はこういう思いがあったんだな。」
↑それを自覚したうえで、
変わっていきたいと望んでいる。
としていたとしても、
”実は、その奥に隠しておきたい
本心や本当のところの思い”
などがあったりすると、
それを上手に隠したまま、
隠したうえで外側を変える方向に
進もうとする
ということが起きることがあるのです。
伝え方がややこしくて、
大変申し訳ないのですが、
こういうことも起きていることが
全然あるのです。
かつ、これも深い無意識で
起きていたりするので、本人さえも、
「まるでそんなつもりはなかった」
となってしまっていることも
少なくないんですね。
- 抵抗感を感じる自分
- 相手や現実を、自分の望むようにコントロールしたい気持ち
↑こういった自分や思いを
無視したり、
まるで「ない」ことのように
扱っていると、
こうした
“無意識の複雑な行動”が
起きやすくなるのです。
そしてそれは、
恋愛の悩みにおいて、
非常によく見られるものでもあります。
表層意識では、
変わりたい。
⇒だから行動をする
無意識では、
本当は見たくない意識や自分がいる。
⇒受け取れる部分だけ
受け取ったうえで、
見たくない部分は
上手に見ないようにしたうえで、
能動的に行動をする。
⇒見たくない意識や自分を
見ないようにしたまま、
外側を変えようとする方向で
進んでしまう
となり、
(本当に伝え方が複雑で
申し訳ないのですが…)
この状態の時の変化は
難しくなってしまうんですね…。
なぜなら、
この複雑なトリックの中に
入ってしまっているからです。
この状態にあると、
実践を重ねてもどこかで引っかかり、
「どうして変わらないの?」
「こんなに頑張ってるのに叶わない!」
という怒りや抵抗感が
湧き上がったり、
たとえばこちらがお伝えしても
それが届きづらくなってしまうのです。
そのためここは、本人が
こういう複雑なトリックが
自分自身に起きているかもしれない
起きている可能性があるぞ
と振り返れるかどうか
これが大切になってくるわけです。
(要は、見たくない自分や思い、
加えて、それを見ずに
避けようとしている自分を
素直に受け取れるかどうか。)
そのためこういう方ほど、
せっかく
実践してくださっているからこそ
ほんの少し勇気を出して、
自分にこれは起きていないかな?と
振り返ってみることを
おすすめしたいですし、
それをできるようになるためにも、
「自分には関係ない、大丈夫」
という姿勢ではなく、
「いったん見てみよう」
という在り方で振り返れるように
しておくことが大切だと感じます。
(ちなみにこのパターンの方ほど、
ここを受け取った時の前進は
とても大きいものとなります。)
②「依存してるかも」と感じつつ、他人事にしている
2つ目のパターンは、
たとえば、
- 「私って恋愛とか彼に依存しちゃうんだよね〜」
- 「なんとなくそんな傾向あるけど、それより“どうやったら彼と結ばれるのかな〜”」
そんなふうに、
自覚しているようで
他人事にしてしまっている
という場合です。
ここでいう「止まっている」とは、
たしかに前者のように
“自分にも依存傾向があるかもしれない”
という意識はあるけれど、
-
「やっぱり彼を変えたい」
-
「外側を変えたい」
-
「どうしてもそれが諦めきれない」
-
「早く変えたい!そのための情報がほしい!」
といった気持ちが強くなっていて、
“とにかく早く早く”と外側にばかり
意識が向いている状態です。
または、
「依存していることは
気づいているつもり」だけれど、
「気づいてます、わかってます」
という認識のまま、
実際の“内側の実践”には
あまり触れずに、
外側を変えることに必死になっていて、
かつ、
ここに無自覚になっている
という状態です。
先ほどお伝えした例にも、
通じる部分がありますが、
他人事にしてしまっている
というような感覚です。
明確に見えてくる在り方や姿勢、方向性の違い
①の方は、
“心から気づき、自覚している”からこそ、
「じゃあその先はどうすればいいか?」
「どうやったら超えていけるか?」
という姿勢で、
まっすぐ取り組もうとしています。
たとえ外側へのコントロールが
出てしまうことがあっても、
“それに自覚がある”からこそ、
その自分を受け取ることができる。
あるいは、まだ受け取りきれなくても、
「受け取ろう」という姿勢がある。
その上で、その自分に気づき、
その自分がいる自分なりに、
未来がより良いものになっていく
選択していこうとしていける。
そんなふうに、
“その自分と共に進んでいこう”
というあり方を持っているのが
①の方です。
立ち止まって、自分を見直すタイミングにある人
一方、
①のちょっと立ち止まって
見直してみてほしいという方と、
②の方は、
なんとなく「分かっているつもり」
ではあるけれど、
その自分にはあまり目を向けず、
しっかりとは見ようとせず、
“そのままの状態で”
彼や恋愛をどうにかしようとしている。
あるいは、
「気づいているつもり」
にはなっていても、
実際には
他人事のように捉えてしまっていて、
自分を振り返らず、実践も続けず、
外側を変えることに
一生懸命になっている。
という違いがあります。
①のちょっと立ち止まって
見直してみてほしいという方と、
②の方の場合、
外側をどうにかしようとすることに
意識が向きすぎて、
-
相手を変えようとする
-
外側をコントロールしようとする
-
自分の中にある「見たくないもの」や「触れたくないもの」には目を向けず、それらを避けたまま、“願いだけは叶えたい”という状態に向かってしまう
ということが、
あなたが思っている以上に
やってしまっている・起きている
ということがあるんです。
また、この状態にあるときは、
これらのことも、
本人が気づくことがとても難しくなり、
自分の行動を意識化する力も、
どうしても低くなってしまいます。
そして、そうした状態のままでは、
たとえばこちらがその部分を
どれだけ丁寧にお伝えしても、
-
なんだかモヤッとする
-
反発したくなる
-
怒りに変わってしまう
-
違うと証明したくなる
-
違う方向に向かいたくなる
といった反応が
出てきやすくなってしまうのです。
前章でもお伝えしたように、
振り返ることが
難しくなってしまうのです。
これは、
- 今の現状から「幸せな恋愛」へと変えていきたい
- それを本当に叶えていきたい
と思うときに、
とても大きな妨げになってしまいます。
そのため、どうか、
いったん立ち止まってみてほしい。
「私は、心の防衛反応から、
違う!ということに
していないだろうか?」
「見たくない現実や
受け入れたくない自分の要素だから、
反発したくなっている
のではないか。」
↑これが
あるかもしれないという姿勢で、
ほんの少しでいいから、
“我に返る”時間を
持ってみてほしいのです。
もし、
「そうかもしれない」と感じたなら、
今までの恋愛を終えていく
大きな一歩となっていきます。
その自分と出会えたとき、すべてが動き出す
また、自分自身の行いや、
普段どんなエネルギーを
出しているのかを
丁寧に観察してみると、
こんなふうに気づく瞬間が
やってくることがあります。
-
ああ、私、こういうことをしてたんだ
-
こういうふうに、彼に求めていたんだ
-
こうなってしまってたんだな…
-
自分にはこれが起きてたんだ…
-
私ってこんな状態になってたんだ…
ということに気づいたり、
ふと、
「思っていた以上に、
彼に依存していたんだな。」
「思ってた以上に、
こういう行動しちゃってたんだな。)
と、気づく瞬間が
訪れることがあります。
でもこれは、
”その自分がいたからといって”、
決して悪いことでは
ありません。
むしろ、そこに気づけたときこそ、
大きな前進への扉が開く、
とても大切な
“出会い”なんです。
ただ、
「相手に依存してるかも…」という
漠然とした感覚から、
「自分って、こんなにも依存的な
状態になっていたんだ」
と、ハッと気づく感覚。
このように、
自分の内側にある“本当の状態”に
しっかりと出会っていくプロセスは、
とても大切で、
とても価値のあることです。
自分に何が起きていて、
自分がどうなってしまっていて、
自分がどれほど相手や恋愛に対して
依存的になっていり、
彼との関係が壊れてしまうような
行動を取ってしまっていたか。
それを、意識に上げていくこと
=その自分と出会うこと
は、今の状態から
幸せな恋愛を叶えるまでに
必ず通る道なのです。
なぜなら、
それができていないままだと、
-
どうして私の恋愛はいつもうまくいかないの?
-
なんで私は愛されないの?
-
どうせまた私だけ選ばれない
-
ほらやっぱり私は愛されないんだ…
そんなふうに、
堂々巡りの思考ループに
ハマってしまうからです。
この
「自覚がないままのループ」にいると、
辛くて苦しい状況のまま、
幸せな恋愛を手に入れる未来から、
どんどん遠ざかってしまう
ことになってしまうのです。
「ダメな私」じゃない。ただ“気づくこと”がすべてのはじまり
そして、さらに大切なことは、
「どんな状態であっても、
だからあなたがダメ」
というわけではない
ということです。
ときに自分を恥じたり、
悔んだりすることもあるかも
しれません。
でもね、
本当に知ってほしいのです。
あなたは好きで
そうなったのではない
ということです。
たしかに、
それをそのまま行動に移すとなると、
実際に相手との関係性を
壊すことになったり
壊れる恋愛の原因となってしまいます。
しかし、
行動に移すかどうかはおいといて、
- そうなってしまう自分
- そうしたくなってしまう自分
がいることは、
恥じることでもなく、
いけないことでもなく、
あなたは本当によく
頑張ってきた
といえることなのです。
(今はここが腑に落ちなくても、
改めて別記事で
お伝えさせていただきますね。)
あなたは今、
どのフェーズにいましたか?
どういった状態になっていましたか?
「どうして愛されないの」と
辛くて苦しい恋愛の立ち位置から、
「そうか、
だからこうなっていたんだ」
と 理解し、腑に落ちる感覚へと
移行していくこと。
その道の先に、
幸せな恋愛は待っています。
次回に続きます。
この記事が、
ご自身の在り方や思考を
見つめ直すヒントとなれば幸いです。
今日もご覧いただき、
ありがとうございました。
恋愛依存を終えて
幸せな恋愛が叶う本当の知識
◆ ①幸せな恋愛を叶えたい
・悲しい恋愛を終わらせる際に
まず目指すところ
◆ ②今自分がどの状態や意識に
なっているのか気づいていくこと
◆ ③自分の依存状態に気づいていくことで
幸せな恋愛は近づく(1)
◆ ④自分の依存状態に気づいていくことで
幸せな恋愛は近づく(2)
◆ ⑤自分の依存状態に気づいていくことで
幸せな恋愛は近づく(3)
◆ ⑥依存するあなた=悪じゃない!
その背景を知ることの大切さ(1)
◆ ⑦依存するあなた=悪じゃない!
その背景を知ることの大切さ(2)
◆ ⑧あなたの状態を”さらに”
自覚していくことで恋愛依存を
超えていく
◆ ⑨依存を持っていることと受け入れて
もらうことの違いを理解する(1)
幸せな恋愛が叶う本当の実践方法





