新しい命、授かりました
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妊娠検査薬で妊娠可能性が浮上し、
すぐに翌日、産婦人科へ
向かった産婦人科は、
私が産まれたときに、私を取りあげてくれた先生がいるクリニック
私の三姉妹とも同じ先生だったみたいです
高校の時にこのクリニックへ婦人科検診をしに行ったことがあったのが記憶にあったので
高校生ぶりの来院
結婚して姓が変わっていたし、だいぶ時がたっていたので
「初診です。」と受付を済ませ
いよいよ私の診察の順番・・・
私のお産をしてくれた先生と久しぶりの再会
おじいちゃん先生で
さすがに見ただけで覚えてないと思ったので
「高校の時にここに来たことがあるんですが・・・旧姓は横町です！」
というと、覚えててくださって、
当時のカルテを引っ張り出してくださいました
１５年ほど前のカルテもまだあるんですね
そして肝心の検査へ・・・
検査中も緊張が止まらず、先生の顔をずっとうかがって、
結果が気になって仕方ない・・・
そして検査結果・・・
エコー写真を私の前に差し出され、見てみると、
すごーくちいさな黒い点・・・
拡大された写真で細かく説明してくれて、
「これが～～で～～～・・・
これが～～～なると～～で・・・」
せっかちすぎて先生の説明があまり頭に入ってこなくて
で、結果はどうなのよ！？赤ちゃんいるの？いないの？
と結果を聞きたくて仕方なくて
「今５週。最終月経からみたら予定日は１月５日ね。」
とのこと・・・
つまり・・・赤ちゃん、いたー！！！！！
検査薬の結果を眺めているときと同じように写真をぼーっと眺めて
少し涙があふれてきました
妊娠を聞いた時ってこんな気持ちになるんだ・・・という
伝えるには難しい不思議な気持ち
陽太君は私が検査している間に病院の近くまで迎えに来てくれていて
結果を待ってくれていました
陽太君の待つ車へ向かい
「どうだった？」と聞かれたので
先ほどの写真を無言で見せました
「（黒い点を指して）これ？よくわからん」
「これが卵らしいよ。５週目です」
「そっか
おめでとっ
」
と、相変わらず軽いですが喜んでくれました
それから両親や職場の報告のタイミングのことなど色々話して、
私たちのマタニティライフが本格的にスタートしたのです
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