晩秋の北条鉄道 4 | こぴっとちぴっと

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やってみたいことをやってみた

北条町駅からの折り返し列車が戻って来ました。

乗り込んで、次は東の終点の粟生まで乗り通します。

 

 

 

 

 

 

 

30分後、終点の粟生駅に到着。アルファベット表記をすると「AO」で、日本一短い駅表記では三重県の「つ」ですが、アルファベット表記では日本一短くなります。(身近な場所にあると、それがどうした…とも思います)

北条鉄道には「田原」という駅もありますが、田原俊彦「哀愁デート」全盛期には、あやかって各地のファンがわざわざ駅票と記念撮影しにくる時代もあったとか…その時代はまだ国鉄 北条線でした。

 

JR加古川線と接続する粟生駅、ここからの折り返しは家路を急ぐ高校生が大挙して乗り込んできます。

賑やかな車内で眠り込み、折り返し西の終点 北条駅まで乗り通します。

 

 

 

 

 

 

すっかり暗くなった頃、西の終点 北条町駅に到着。

フラワ2000-1がエンジンをアイドリングさせ夕方のラッシュ時2本体制運用に入るようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フラワ2000-1が本線に入ったので、それに乗ることにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フラワ2000-1 ボックス席が嬉しい車両。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北条町出発時はほとんど空でした。粟生からのラッシュに備えての2本体制に入ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

法華口駅で先ほど乗っていたフラワ2000-2と上下交換します。

ローカル線を長く乗る際はボックス席が気分が出ます。とはいえ、これが本日の最終乗車になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

網引駅にまた降ります。粟生駅に向かう列車をお見送り。

 

 

 

 

 

 

 

エンジン音が去ったホームは静けさを取り戻し、遠ざかるテールランプが余計に寂しく映る晩秋の肌寒さ。

見送った列車は20分後また折り返してくるので感傷に浸ることもないのですが。

 

 

 

 

 

 

 

19時過ぎ。日中は賑わっていた大イチョウの周りもさすがに誰もいなくなっていました。