高砂徘徊 | こぴっとちぴっと

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やってみたいことをやってみた

3か月ぶりの散髪を終え、また3か月後に来ると老理髪師との約束をして、かなり離れた無料駐車場へと散歩しながら戻ります。

車でなければ缶酎ハイでも飲みながら散歩出来たのですが。

 

 

 

 

 

 

 

高砂神社の石鳥居。

阪神淡路大震災で寛政時代の先代鳥居が倒壊し、新調されたものです。

 

 

 

 

 

いつ頃廃業したか不明なもと銭湯。時々窓が開いているので在住物件です。

 

 

 

 

神社は朝に訪れるのがいいとされていますが、黄昏時の雰囲気がいいです。妖怪が潜んでいそうな薄暗さが謙虚にさせます。

 

 

 

 

 

 

山門後ろの立派な常夜灯。ふと彫られた文字が目に入りました。「象頭山」…最近どこかで目にしたな?と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

象頭山とは琴平 金刀比羅宮が祀られている高松の山ではないかと。その金刀比羅宮から寛政年間に奉納された常夜灯です。

たまたま最近、琴平を訪れていて、好きな場所同士で思わぬつながりが発見されました。高砂神社に祀られている高砂の発明実業家 工楽松右衛門と福山の鞆の浦とのつながりだとか。

先頃、訪れた高松の志度は平賀源内の生誕地で、好きな鞆の浦には源内さんが洒落で造らせたという生前墓がありました。

訪れた先で何の偶然だか、パズルのピースが嵌まるのような共通項が見つけられたりすることがある不思議。

 

 

 

 

 

高砂神社の裏門通路。雰囲気がいいです。

 

 

 

 

 

 

 

工楽松右衛門住宅は夕暮れ時、西日が射す頃に訪ねるのがいいですが、その頃だと閉館してしまいます。

夏の陽射しのきつい頃に訪ねるのもいいです。風が吹き抜けて涼しいです。

 

 

 

 

 

 

 

荒れ果て、不審火も発生し、撤去已む無しと思っていた旧工楽松右衛門住宅がお騒がせ前兵庫県知事により歴史的重要遺産と認められ改修保存されたことは前知事の偉業でした。知り合いの県職員は知事が認知症ではないかと本気で思っていました。

 

 

 

 

 

 

古い木造船の材を壁に利用した舟壁。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明治時代に建てられたという蔵。

 

 

 

 

 

 

高砂商店街のアーケード。

数年前に開閉式屋根のキャンバスを新調されていましたが、紫外線劣化でボロボロの穴だらけになっています。

ほとんどの店が閉店しているので、商店街は薄暗く、穴だらけの屋根はみすぼらしいので、いっそキャンバスは取ってしまった方が明るくなるかもね。