鉄博 1 | こぴっとちぴっと

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やってみたいことをやってみた

大宮鉄道博物館で観たかったものは、何年か前の前回の訪問時にはまだ未展示だったEF55 1。

 

 

 

 

流線形が世界的に流行した時代に登場したEF55。 その特徴の流線型で「ムーミン」や「長靴」とのニックネームがつけられました。

 

 

 

 

 

 

 

こちらは進行方向逆側。映像資料でもあまり見る機会はありませんでした。

流線形のエアロダイナミズムが100㎞/h程度なら高速走行の大きなメリットにはなり得ず。

その特殊形状のため、蒸気機関車のように終着駅での方向転換が必要になり、ディーゼルや電気機関車の前後両運転台の利便性に逆行。

流線形デザイン流行時代には、車体下側に回り込み、覆うカバーは保守点検整備の度に邪魔になり、仕事を増やされた作業工員に不評、その後ほとんど撤廃されていきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

てっぱく2階から車両の屋根をきれいに撮るのは難しい…身を乗り出した転落事故・落下物防止のため透明アクリル板が設けられているからです。

 

 

 

 

 

1936年(昭和11年)製。3両のみの製造でした。1964年一旦廃止後 1986年に動態保存で復活。空気圧縮機内のモーターが焼け、修復はされましたが、交換部品が既に製造されておらず、再度の廃止となり、車籍は残したままここで静態保存されました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人の手による叩き出しでしょうか?バーナーで熱して水をかけて曲げてハンマーで叩いて曲面をだしたという。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

進行方向逆側の台車。

 

 

 

 

第2次大戦中、戦闘機の機銃を浴び、貫通痕が残っているという運転室。見えませんでした。

 

 

 

 

 

ナンバープレート取り付け方。

 

 

 

 

装飾の細いシルバー帯は、ねじ止めでした。

 

 

 

 

 

 

 

観たかった進行方向側の先台車 車輪。マイクロエースのN車両では、前面カバー内側に擦れるとかでフランジがありませんでした。実車はどうなのか…?薄くあるようです。

 

 

 

 

 

 

照明の影が濃くてよく見えず、フラッシュ撮影。フランジはナイ寄りのアリです。