大宮へ | こぴっとちぴっと

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やってみたいことをやってみた

新橋から東京高崎ライン 普通電車に乗り北上。久しぶりに東京に来たのでグリーン車で。

休日なので割高です。酔狂者は2階席の揺れる車端部席へ。 

 

 

 

 

 

休日の午後、割と混みあっていました。

ビールを開けてグビグビと。車内での飲食問題はコロナ禍以前からナニカト言われてましたが、湘南新宿ラインや東京高崎ラインの開通で通勤列車がかつての急行並みの長距離を走るようになり、関西では新快速が4都府県に渡る長距離運転をしています。

 

昭和の時代はたまにいた、単独で小さな子どもが改札口を赤の他人の大人についてすり抜け、改札口の切符切りの職員はそれを親だと勘違い…その子は列車に乗ってとんでもなく遠い所で保護されるという、家出ではない、そんなニュースが報じられることがありました。

時代が進むにつれて自動改札機になり、防犯監視カメラも増え、少子化にもなり、不審者の恐れもあり子ども単独では戸外で遊ぶことは少なくなり、車ばかりで家庭でも鉄道利用をしなくなり、電車の乗り方も知らない子も増え…

宇都宮・高崎・熱海ラインなどの長距離通勤普通運用が開始されると、そんなとんでも遠出子どもより、とんでも泥酔乗り過ごし大人が増えているという…

 

 

 

 

車内飲食がどこまで許されるか…基本的にクロスシートならよくて、ロングシートでは遠慮した方がいい…とか、ラジオで話題になっていました。トイレが付いているのは長時間乗車対応なのでいいとか。

匂いのきつい食べ物はダメで、駅弁でも紐を引っ張れば蒸気を上げて加熱する「ジェット式」は、匂いが迷惑だと、「孤独のグルメ(漫画版)」でシュウマイの段でやってました。その後、苦情が多かったのか、ジェット加熱式シュウマイの駅弁販売は無くなったとか…

ワタシとしては、車内飲食は車内の混み具合かな…と思います。

車内迷惑というより立ち客から駅弁の中を見下ろされるのはちょっと視線が気になると。

ケース・バイ・ケースでいいと思いますが、厳格な線引きをルールとして設定してくれ!というのが昨今の炎上管理社会。実に生き辛い、というか己らで生き辛くしてしまってます。大抵その裏では「迷惑」というよりも「楽し気にしている者への満たされない者の嫉妬」が潜んでいるような…

 

 

 

 

 

 

並走する京浜東北線。駅間距離が短く本数の多いのが普通 各駅停車で東京高崎ラインでは、普通ながら駅間距離が長いのが快速という役割のようです。快速が普通を追い抜く閉塞ポイントが首都圏では用地取得が高額どころかそのスペース自体が取れないので。

一度、京浜東北線で大宮へ向かったことがありましたが、駅の数が多く、えらく時間がかかり、その間、東北本線の普通に何本も追い抜かれていったので後悔したことが…

 

 

 

 

 

 

 

来たかったのは大宮鉄道博物館。2回目の訪問になります。

コロナ明け、2022年12月に突如展示されることになったお召仕様のEF58 61号機。これは間近で観ておきたかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ため色」という特別塗装で磨き上げられたボディーは近くから写すと自分の姿がボンヤリ映るくらいでした。

室内で展示されると、雨風でくすんでいきますが、61号機らしい耀きは末永く維持されるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

今回は「サロンエクスプレス 踊り子」のヘッドマークを掲げていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

お召仕様では一部塗装が剥がされ、露出した下地を磨き込まれてピカピカにされます。手入れされた装飾的な意味もありますが、こうすることで微細な傷やヒビを発見しやすくするという安全面の意味があるとのこと。

そして、整備中に台車枠に、亀裂が発見され栄光のこの機関車も休車引退となりました。1953年製ですから車歴も旧く、国家の象徴を鈍足の客車にお乗せ続けるわけにもいかず、E665系にバトンタッチへ。

 

 

 

 

休車扱いで車籍は残しているそうです。もっとももう復活自力走行運転することは無さそうですが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パンタグラフのヒンジ片側に赤く色挿しされていますが、自分のNの61号機は全ヒンジと舟体ホーンを赤くしていました。気が向けば修正しますか…どっちでもいい気もします。とか言いながら、JRアンテナは要らないと拘ったり。