京急 三崎口駅からバスで一路 三崎港へ
三崎港バス停ロータリー。
乗ったのは城ヶ島行きバス。城ヶ島や油壺には行ってみたいのですが、いつも三崎港に来て、そこで他を回る時間が無くなってしまうのでした。それだけ三崎港が自分にとって魅力的だからです。
三崎港に初めて訪れたのは1996年。今は無くなった日本初の民間セイルトレーニングシップ「海星」の当時の母港が三崎港でした。和歌山新宮から江戸時代の紀州みかん船の航路を辿るというコースで乗り込んだのでした。途中、台風に襲われ伊豆沖に避難するという激しい航海でした。
そういう酷い航海の後に辿り着いた三崎港には、故郷を感じる匂いがするのでした。
突き出した小高い岬、その上に古い神社仏閣があり、歴史を感じる港街は小一時間もあれば徒歩でひと回り出来る規模…全国津々浦々にこうした港街があり、共通して初めて訪れても懐かしさを感じます。
福山市の鞆ヶ浦でもここ三崎港と似たデジャビュー既視感の懐かしさを覚えます。
遠洋マグロトロール船。
城ヶ島へ渡る橋。
沿岸漁業船…引き揚げスロープになった漁港は好きです。
三崎港を訪れたのは何度目だったでしょうか…何度訪れても包まれるような穏やかな雰囲気が魅力です。
京急では品川からの企画切符「三崎マグロ切符」がありますが、人気というのも分かります。
漁師のおかみさんの店「はまゆう」は閉まってました。昼遅く行くと大抵閉まっています。
食材が売切れたら早く店仕舞いしてしまうからでした。
三崎港には旨い店は程よくあるので、散歩がてら、缶酒を片手に立ち寄ってはつまんでいくので空腹に苛まれることはないのでした。