晴嵐&南山の鬼門だと思われますキャノピーの桟の塗装。
48分の1サイズでも苦戦を強いられましたが、小さな72分の1を2機分は…何しろ桟が細かく本数が多いので。
晴嵐&南山のコクピットは縦列複座式なので、その分キャノピーが長く、桟のマスキングが複雑です。
透明モールド線が見えにくく、極細ペンで下書きのアタリをつけます。
古いスマホのガラス画面にラピテープを貼り、デザインナイフで極細ラインを切り出します。
マスキングテープは分厚いので、桟の部分を切り出した細ラピテープでマスキングして、それ以外の部分は後にマスキングゾルを塗り、乾燥したらラピテープを剥がし、格子状に残った部分をエアブラシ塗装する…という三度手間がかかる塗装手順で進めようと…
ところが、そんな目論見は外れ、ラピテープを剥がす時に一緒にマスキングゾルもペリッと剥がれてしまうといった始末。マスキングゾルは水で薄めてボッテリ厚くならないようにしたのですが…ゴムの粘りがあるのです。
それならばと、もっと厚みが出ないようにと液体ゴムのり アラビックをマスキングゾル代わりにしてみましたが、これもラピテープを剥がす時に一緒に剥がれてしまうという…またやり直しで攻めあぐねています。
晴嵐の搬出用ドーリーをエアブラシ塗装した後に組みます。
鋼材部分はハルレッド、木部はウッディブラウン、細かいゴム部はブラックグレーで筆塗り。
潜水空母イー401の格納庫から晴嵐を載せて引き出すためのドーリーですが…
ドーリーに機体を載せたらドーリーはほとんど見えなくなるのでした。
キャノピー塗装を後回しにして、デカール貼りを始めます。