艶ありスーパークリアがよく乾燥してから、リューターのバフに傷とりワックスと艶出しワックスと水をつけて低速回転で磨き込みます。
高速回転ではほぼボディーを傷つけてしまうので、バフは圧をかけず押さえつけないよう意識しながら撫でるように磨きます。
漆塗りのようにツヤツヤにします。
フロントサスペンションを組みます。
可動部に接着剤が入り込まないよう、少量の接着剤で点付けです。
タイヤの新しいゴムの匂いが車のプラモデルを作っている気分を高めます。
ステアリング部が、ストッパーと噛み合いながらカチカチッと手応えをもって稼働するとテンションが上がります。
後輪はシャフトを通してホイール軸に嵌めるだけであっさり着きます。
昔のモーターライズ時代の設計のままのモーターと電池のスペースが大きな空洞になります。
電池とモーターが入っていたら、ズッシリ持ち重り感があったでしょう。模型の持ち重り感は少年時代のヨロコビでした。
モデラー層が成熟するにしたがって、モーターライズよりもより実感的なディスプレイモデル派が占めて来ました。
モーターライズでプラモデルを動かすと破損しやすいし、メーカーは破損を極力予防するためにボッテリした構造を選択するようになります。つまりかっこが悪くなります。
車内インテリアを組みます。
プラモを動かしたい派は、存分に動かせるRCモデルかミニ四駆へと移り、ディテール重視の工作派は、ディスプレイモデルへと棲み分かれるようになっていきました。
ハンドルとシフトレバーも着けました。
車内ブロックは完成です。
エンジンパーツは銀メッキパーツと組み合わせます。
銀メッキパーツは単調な輝き過ぎで、どうも軽々しく見えてしまう印象です。後にパネルラインアクセントカラー黒で墨入れをしてメリハリをつけます。
銀メッキの中央部を筆塗装でエナメルの艶消しブラックを。
ボディーのエンジンカバーを開けると、このエンジンが見えるギミックです。
マスキングして、スカート、オーバーフェンダーとエアインテイクは艶消しブラックでエアブラシ塗装をかけます。
黒1色でも塗り分け塗装に手間がかかります。