今日のLAは晴れ。
アメリカの市民権を持つ私のところには、選挙になるとこのようなものが送られてきます。
これは今回の選挙に関するマニュアルのようなもの。
全開の選挙の時はパッチンと穴を用紙に開ける方式でしたが、今回はタッチスクリーンになるようです。
おいおい
じいちゃんやばあちゃんはこれ大丈夫なのか?・・・と心配になりますが、さすがアメリカですね。
選挙もデジタルの時代です。
移民の国らしく、違う言語でも資料請求できるようです。
日本だったら絶対しないよね。
排他的だから。
これは今回の予備選の資料というか、内容が書かれています。
大統領選挙に合わせて、いろんな州法や市の条例の住民投票も一緒に行われるので、内容を理解するためにも必要なんです。
今回もかなり多いですよ。
カリフォルニアの上院議員選挙や州や市の裁判長選出の投票。
それ以外にも法案に賛成か反対かという住民投票。
これが期日前投票の用紙。
これに記入して送っておけば、当日会場に行かなくても大丈夫なんです。
ちなみにカリフォルニア州の大統領選挙では事前に選挙人登録をしなければいけません。
選挙人登録とは、自分がどちらの陣営なのかを決めることから始まります。
自分は共和党員になっているので、投票は共和党の候補にしか投票できません。
共和党の候補は8人。
日本では共和党候補はトランプ現大統領だけだと思っている人もいるかもしれませんが、実際にはこれだけの候補者がいて共和党の代表となるべく選挙戦を戦っています。
まあトランプ氏が優勢なのは間違いありませんが。
上院議員や下院議員の候補者はよくわからないので、わからないものは空白でもOK
だって調べたら中には変な人もいたしね。
下院議員で立候補しているひとで、奥さんにDVをして裁判所から近づいてはいけないという判決が出ているような人もいたので、あまり調べづに投票するのも怖いです。
さて逆に直接かかわりそうな住民投票がこちら↓
州の公立学校の修繕費用などでお金を集めるためにボンドを発行することに賛成か反対か。
簡単に説明するとそんな感じなんだけど、子供がいる私はもちろんYESでしょ。
ただ財源を必要とするので、何かしらの税金があがる可能性がありますが。
これは私の住んでいる市が消費税を上げても良いかという住民投票。
現在州で上限とされている消費税より若干低いんですが、そこまで裕福でもないTorrance市が上げる必要はないんじゃないかと思うので
NOでしょ。
ちなみに消費税は日本みたいに全国一律ではなく、市によって決めることができるんです。
またその消費税率は州で上限を決められているので、決められている以上高くすることはできません。
非常に合理的だよね。
高級住宅エリアや地価の高いエリアは必然的に消費税も高くなる傾向にあり、そうでないところは低めに設定して住民や購買者を増やそうと市が頑張ってビジネスしてます。
高級なエリアは消費税を高く設定してもお金を持っている人には関係ないからね。
まあこうやって地域格差が生まれていくんですが、それはそれでいいんじゃないと、自分は思ってるんですが。
さ~~て
スーパーチュースデーが楽しみですね。
ちなみになぜ火曜日が投票日になっているか知ってる?
まあよくクイズ番組でも使われるような問題ですが・・・
これ・・・
日曜日は教会で礼拝の日だから、そんな日に投票なんかできませんっていう話。
そして月曜日でも良いんだけど、それだと遠くに住んでいる人が間に合わない可能性があるから(これは開拓時代の話ね)
馬車でまる1日以上かけて投票所に集まる人も昔はいたので、その人たちのためにも火曜日というのが定着したらしいですよ。
自分は共和党員だから民主党の予備選に投票できませんが、いったい誰がトランプ氏の対立候補になるんでしょうね。
目が離せません!